「もう何もかもがイヤになってしまった…」
そう思うほどの失恋の痛みを、今あなたは抱えているのかもしれませんね。
眠れない夜、気づけばスマホを見つめて朝を迎えてしまう。
街中でふと耳に入る音楽や、二人で歩いた道さえ、胸を締めつけてくる。
「なんでこんなに苦しいんだろう」
「私だけが取り残されてしまった気がする」
その思いは、決してあなただけじゃないんです。
失恋の痛みは、誰の心にも深く影響を残すものなのですから。
でも、心理学の視点から見てみると、
この苦しさにはちゃんと理由があって、そして、少しずつ癒えていく道筋もちゃんとあるんですよ。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。
もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学
今日も必要な方に届きますように。
失恋の痛みの本質
失恋は、ただ「好きな人がいなくなる」という出来事だけではありません。
本当に苦しいのは、その裏側で「自分の存在価値」まで揺さぶられてしまうからです。
「私には愛される価値がないのではないか」
「こんな私じゃ、もう誰にも必要とされないのでは」
そんな不安や恐れが心の奥から浮かび上がってくると、失恋は“恋の終わり”ではなく“自分自身を否定される体験”のように感じてしまいます。
でも実はそれだけではなく…
失恋って、自分が愛されなくなる、って悲しみよりも、
自分が愛する思いを、もう相手に受け取ってもらえない、ってことのほうがよっぽど心へのダメージって大きいんですよね。
「キミの愛はもういらない」
そんな風に言われているような気がするから。
それが、一番自分の存在価値を否定されるように感じてしまうのです。
だからこそ、胸が張り裂けそうになるほど苦しいのです。


心理学的な解説:心が苦しむ仕組み
人はみんな、生きていく上で「つながり」を必要としています。
心理学ではこれを「愛着」と呼びます。
小さいころに「ここにいていいんだ」と安心できた経験が、その後の人間関係の土台になっていきます。
だから、大人になってからの恋愛も、この「愛着の安心感」の上に成り立っています。
好きな人とつながっているときは「私は大丈夫」「愛されている」という安心が心を支えてくれるのです。
ところが失恋すると、そのつながりが突然断たれてしまいます。
「私はもう必要とされないのでは」という不安が一気に押し寄せてきて、愛着の土台が大きく揺らいでしまうのです。
さらにもう一つのポイントが「執着」です。
執着とは、つながりをどうしても手放せない心の働きです。
好きな人に愛を渡し続けたい、受け取ってほしいという思いは、とても自然な欲求です。
でも、失恋という現実はそれを受け入れてくれません。
「あなたの愛はもう必要ない」と突きつけられたように感じるとき、
“愛を与えることすらできない孤独”が心を深く傷つけてしまうのです。
つまり、失恋が苦しいのは、
- 愛着が揺らぐことで「私はもう愛されないのでは」という不安が強まる
- 執着によって「それでも愛したいのに、届けられない」という葛藤が続く
この二つが重なり合うからです。
だから失恋は、単なる「愛されない寂しさ」では終わりません。
「愛を届けられない孤独」こそが、一番心を痛める理由なのです。
心を癒すステップ
失恋の痛みを乗り越えるには、無理に忘れようとするのではなく、心が少しずつ癒えていくプロセスを大切にすることが必要です。
ここでは、そのための3つのステップをご紹介します。
① 感情を否定せず、ちゃんと悲しむ
失恋をしたとき、多くの人は「早く立ち直らなきゃ」「いつまでも泣いてちゃダメだ」って、自分の気持ちを押さえ込もうとしてしまいます。
でも実は、それが一番心を苦しめてしまうのです。
悲しいときに泣くのは、とても自然なことです。
涙は、心の中に溜まった痛みやストレスを外に流してくれる、心の浄化作用のようなもの。
泣くことを「弱さ」だと捉える必要はありません。
むしろ、心を元のバランスに戻すために大切な働きなのです。
だから、「私は今すごく悲しいんだ」と素直に認めてあげましょう。
思いきり泣いてもいいし、日記に気持ちを書き出すのも効果的です。
安全な場所で人に話す、というのもとても効果があります。
そうやって自分の感情を大切に扱うことが、回復への第一歩になります。
② ひとりの時間を“空っぽ”ではなく“再構築の時間”と捉える
恋をしているとき、私たちの心の多くは相手との関係に向かっています。
「今日は何してるかな」
「どう思ってくれるかな」
そんな想いに、自然と時間や気持ちが占領されてしまうのです。
だから別れた後は、急に心の中がぽっかり空いたように感じることがあります。
寂しい、虚しい、何をしても満たされない――そう感じるのは、ごく自然なことです。
でも、そこで焦って「早く元に戻らなきゃ」と思わなくて大丈夫です。
そのぽっかり空いた時間こそが、自分自身との関係を再構築するための貴重な時間なのです。
例えば、以前やりたかった趣味に挑戦してみる。
少し散歩して新しい景色を見てみる。
小さなことでも、自分のために何かをすることで、心のスペースは少しずつ自分のものに戻っていきます。
ひとりの時間は「無意味な空白」ではなく、自分を取り戻すための余白。
そこに新しい体験や感情を入れていくことで、失恋の痛みを少しずつやさしく包み込むことができるのです。
③ 自分の価値を取り戻す
失恋の痛みの中で、多くの人が傷つくのは、
「自分には愛される価値がないのではないか」という感覚です。
そしてそれ以上に、一番深く傷つくのは、
「私の愛なんて誰も必要としていないのではないか」という、まさに自分自身の価値を感じられないどころかむげにされてしまっているような感覚です。
でも、これは事実ではなく、失恋の衝撃で心がそう感じてしまっているだけ。
だからこそ、自分の価値をもう一度見つめ直すことがとても大切です。
まずは、小さなことからで構いません。
- 自分の好きなこと、得意なことを紙に書き出してみる
- 信頼できる友人や家族に、思いを話してみる
- 1日の中で「できたこと」を意識してみる
こうした積み重ねが、少しずつ「私は愛されてもいい存在なんだ」という感覚を取り戻す助けになります。
大切なのは、完璧を目指すことではありません。
毎日少しずつ、自分の良さに目を向けること。
小さな気づきや行動が、心の中で「私は大切な存在だ」という感覚を育ててくれるのです。
希望の光
失恋の痛みは、本当に深く、胸を締めつけるものです。
でも、その痛みは決して「あなたの価値がない」という証拠ではありません。
むしろ、心が深く傷つくからこそ、愛する力がある証拠なのです。
今はまだ、胸が張り裂けそうに感じるかもしれません。
それでも、悲しみを感じ、ひとりの時間を自分のために使い、小さな喜びや価値を取り戻すことで、少しずつ心は癒えていきます。
失恋は終わりではなく、あなたが自分をもっと愛するためのプロセスです。
悲しい自分も、不安な自分も、すべてそのまま受け止めてあげてください。
そして、いつかまた、愛を感じる準備が整った自分に出会えることを信じて。
あなたの心の奥には、もう十分に愛される力があるのです。
まずは今の大きな悲しみから少しずつでも抜け出せると信じてみてください。
そして、いつでもお話をしに来てくださいね。
話すことで、放出できる感情もあります。
少しずつで大丈夫。
一緒に進んでいきましょうね。
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