心理学を学ぶ理由は、人それぞれです。
自分をもっと理解したい。
人との関係をよくしたい。
生きづらさを減らしたい。
そんな前向きな思いで学び始めたはずなのに、
しばらくすると「疲れてしまう」という感覚に襲われる…。
そう感じたことはありませんか?
知識が増えれば気持ちが楽になるはずなのに、
なぜか重さが増していくように感じる。
学んでいるのに、なぜか心は自由になっていかない。
今回は、その理由を丁寧にひも解いていきたいと思います。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。
もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学
今日も必要な方に届きますように。
この記事は、こんな方に向けて書いています。
・恋愛や人間関係を良くしたくて、心理学をずっと勉強してきた
・本もセミナーもノートも、一通りやってきた気がする
・それなのに、気づけば「もうやりたくない」「疲れた」と感じている
もしあなたがそんなふうに、「学んでいるのに楽にならない自分」にモヤモヤしているなら、少しだけこの話を読んでみてください。
■ 知識が増えるほど「できない自分」が浮き彫りになる
心理学の知識は、本来ならば心を楽にしてくれるもの…のはずですよね。
ですが、心が疲れているときに学ぶと、知識がそのまま“プレッシャー”に変わってしまう、なんてことが起こったりします。
たとえば、
- 「本音を言える方がいい」と知っていても、言えない
- 「自分の感情を否定しないことが大切」と理解しても、責めてしまう
- 「自己肯定感は育てればいい」と頭ではわかっていても、気分は沈むまま
このように、“知っているのにできない自分”がに出会ってしまうのです。
知識が増えることは悪いことではありませんよね。
ただ、学べば学ぶほど、今の自分とのギャップが目立ってしまい、
それが「できない自分を責める材料」になってしまうのです。
■ 疲れているとき、知識は“義務”に変わってしまう
心理学の学びは、本来“自分のペースで進める心の旅”だと思っていただくといいですよね。
急ぐ必要も、完璧にこなす必要もありません。
ですが、心が疲れているときほど、
- 「ちゃんとやらなきゃ」
- 「知ったからには実践しないと」
- 「成長しなきゃ」
という“べき思考”が強くなり、
心理学が“自分を改善するための義務”のように感じられてしまいます。
この“義務化”こそ、心理学疲れの大きな原因です。
知識があなたを助けるものではなく、追い立てるムチのように感じられる瞬間が来てしまうのです。
■ 「できない」「やりたくない」の裏には、心を守る小さな怒りがある
心理学を学ぶことに対して「できない」「やりたくない」「なんか疲れる」と感じるときがあるとすると
この“できない”“やりたくない”は
実は、とても大切なサインなのです。
それは、心の奥底にある小さな怒りです。
でもこの怒りは、誰かに向けられたものではなくて、
- これ以上自分をいじられたくない
- もっと頑張らされるのは嫌だ
- いまは休ませてほしい
- もう心がいっぱいいっぱいだよ
という、あなた自身を守るための“防衛の怒り”なのです。
怒りは、「これ以上前に進むのは危険だよ」と教えてくれる感情でもあります。
私たちの潜在意識って、今まで生きてきた中で培われた自分自身を守るやり方なんですよね。
たとえそれが、今の自分の生き方に反しているとしても、です。
代表的なのが、よくブログにも書いている、結婚したい思いと、相反する結婚したくない無意識。
この結婚したくない無意識っていうのが、言ってみれば自分を守っている潜在意識なのです。
人と心の距離が近づいて傷ついた経験があれば、
頭では結婚したい、心の距離を近づけたい、って思っていても
心は「また傷つくんじゃないの?危険だよ…」って危険信号を出してしまう。
そんな風にして、頭ではGOサインを出していても、心では必死でブレーキを引いている、なんてことが私たちの中ではよく起こっています。
このブレーキが防衛反応であり、
怒りという感情を使って自分の心のとても柔らかい部分を守っていたりもするわけです。
だから、この怒りが出てくること自体が、あなたの心が疲れている証拠であり、
同時に「いま休んでほしい」という内側からのメッセージなのです。


■ 扉は疲れているときには開かない。それでいい
どれだけ心理学の知識を積んでも、
心が疲れているときには“扉を開く力”は働きません。
これは、自分がダメだからではなく、
心が自分を守っているからです。
心はいつだって、
「いま開いても大丈夫?」
と安全を確認しています。
そして疲れているときの心は、とても正直にこう言います。
「いまは無理。閉じていたい。」
これは後退ではありません。
むしろ、とても正しい反応です。
■ 心理学を有効活用するには
学びは、本来あなたを急かすものではありません。
必要なときに、必要な分だけ、
心が受け取れるタイミングで使っていいのです。
疲れていると感じたときは、
- 勉強をやめる
- 情報を遮断する
- 心を休める
- 日常の心地よさを優先する
これが、一番やさしい心理学になります。
そして、もうひとつ、とても大事なこと。
ひとりで学び続けるかぎり、
「知識を増やす自分」と「それでもしんどい自分」が
ずっと心の中で戦い続けてしまうことがあります。
だからこそ、どこかのタイミングで
「ひとりで頑張るモード」をいったん降りて、
誰かと一緒に心を整理することが、とても大きな助けになるのです。


■ 心が回復すると、知識は“自然と働き始める”
心が休まり、余白が戻ってくると、
あれほど重たく感じていた知識が、急に軽く感じられるようになります。
知識を“使おう”としなくても、
気がついたら自然と身についている。
心が整うと、学んだことは勝手に動き出すのです。
心理学とは、本来そういう性質のものです。
努力で叩き込むものではなく、
心が整ったときに自然と使えるようになるもの。
だから、「疲れた」と感じたら、
それは休むタイミングが来たというだけのことです。
■ あなたを幸せにする心理学
心理学は、あなたを責めるための道具ではありません。
あなたを急かすための道具でもありません。
本来は、
あなたを守り、あなたを緩め、
あなたが自分らしい人生を歩むための支えとなるものです。
学び疲れたときは、
「もう十分頑張ったよ」と自分に伝えてあげてください。
休んでいいし、閉じていいし、何もしない日があっていい。
また心が自然に動き出したとき、
心理学は必ずあなたの味方になってくれます。
十分休んだら、動き出したくなりますよ。
もし今、「もうひとりで頑張るのはしんどいな」と感じているなら、
カウンセリングのような “誰かと一緒に心を見ていく場” を使うことも、ひとつの選択肢です。
心理学の知識を手放す必要はありません。
すでにあなたの中にあるその知識を、
“ひとりで自分を追い立てるため” ではなく、
“誰かと一緒に自分を大切にしていくため”に使えるように整えていく。
そんな時間が、きっとあなたの「疲れた心」を少しずつほぐしてくれますよ。
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お気軽にご利用くださいね。
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