人は誰でも、少なからず悩みを抱えて生きています。
悩みがあること自体は、決して悪いことではないんです。
でも、その悩みに心をとらわれて立ち止まってしまう人と、
同じように問題を抱えながらも、自分の世界を豊かに生きている人がいますよね。
その違いは、きっと「自分のご機嫌を、自分で取れるかどうか」。
もっと言えば
「今、自分がどんな感情を感じているのか」
に気づいていられるかどうか、なんだと思うのです。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。
もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学
今日も必要な方に届きますように。
焦っているとき、人は自分を責めている
これは、私の個人的な話です。
今朝、朝にやらなきゃいけないことがいくつもあって、予定より大幅に遅れていたんです。
「大変!急がなきゃ」と慌てて動いていて、
焦っていることも、慌てていることも、それなりには自覚していたんです。
でも、少ししてふと立ち止まったときに、
「あ、私、自分で自覚している以上に、相当焦ってるな」と気づいた瞬間があったんです。
焦っているときって、知らぬ間に自分を責めています。
「なんでもっと早く起きなかったの?」
「あれを後回しにすればよかったのに」
そんなふうに、意識では思っていなくても、
心の奥では自分にありったけのダメ出しをしている自分の存在に気づいたんです。
心理学では、このように無意識のうちに自分を批判してしまう状態を
「内的批判(セルフクリティシズム)」と呼びます。
私たちは余裕がないときほど、自分への要求が厳しくなるんです。
「ちゃんとしなきゃ」
「失敗しちゃダメ」
という気持ちが強く働き、
それが結果的に“焦り”や“苛立ち”として表に出てくるのです。
「ご機嫌を取る」は、感情のセルフケア
でもね、焦っている自分、落ち着かない自分を否定する必要はないんですよ。
大切なのは、「あ、今、焦ってるな」「余裕ないな」と気づいてあげること。
それがもう、感情のセルフケアになっているんです。
私たちにとって、自分の感情とうまく付き合う力、って日常生活の中で結構大切なんですよね。
でもこれは特別なスキルではなくて、誰もが本来持っている力なんです。
ただ、私たちは大人になる過程で「ちゃんとしなきゃ」「我慢しなきゃ」と学びすぎてしまうんです。
その結果、つい自分の心の声を後回しにして、気づかないうちに無理をしていることが多くなってしまう。
そしてそんな状態がいつの間にか当たり前になってしまっているんですよね。
だから本当は、
焦っているときも、落ち着かないときも、
「こんな自分はダメ」と思う必要なんてないんです。
むしろ「今ちょっと焦ってるな」「少し疲れてるな」と気づいてあげることが、
心を整える最初の一歩になるんです。
焦っているときほど、自分を落ち着かせることが後回しになってしまう。
でも、そんなときこそ立ち止まって、深呼吸してみる。
「焦ってるね、よしよし」って、自分に声をかける。
それだけで、不思議と心が少しずつ緩んでいくんですよ。


自分の機嫌を自分で取れる人は、強くて優しい
「ご機嫌を取る」と聞くと、あなたにはどう聞こえますか?
むずかしい、って感じますか?
それとも、そんなことわかってる!って思いますか?
自分で自分のご機嫌を取るって、実は、とても深くて尊い行為なんですよね。
たとえば子どもが泣いていたら、抱きしめてあげますよね。
泣いていることを責めるんじゃなくて、
「怖かったね」「悲しかったね」と気持ちを受け止めてあげる。
それと同じことを、自分自身にもしてあげるんです。
大人になると、「頑張る」ことは上手でも、「いたわる」ことは忘れがちになってしまいます。
だから、焦っている自分・落ち込んでいる自分・疲れている自分を見つけたときこそ、
「今の私は何を感じているんだろう?」と問いかけてみてほしいのです。
自分の機嫌を自分で取れる人は、自分の感情の責任を自分で引き受けられる人でもあります。
それは“強さ”であり、同時に“優しさ”でもある。
他人に八つ当たりしない優しさも、
自分を責め続けない強さも、そこから生まれます。
ご機嫌な自分を育てる、小さな習慣
ご機嫌な自分になるために、大きなことをする必要なんてないんですよ。
むしろ、毎日の小さな意識の積み重ねが大事。
- 朝、焦っていたら「焦ってるね」と気づくだけでいい。
- イライラしたら、「今、私は何を怖れてる?」と問いかけてみる。
- 寝る前に、「今日の私、よく頑張ったね」と声をかけてあげる。
これらはほんの一瞬の行為だけれど、その一瞬が“心の余白”をつくるんです。
その余白があるだけで、人にも優しくなれるし、
目の前の出来事に追われすぎず、自分のペースで生きられるようになります。
世界は、あなたの心の状態を映す鏡
心理学では、私たちの感じる“現実”は、心の状態を反映していると言われます。
心に余裕があるときは、同じ出来事も穏やかに受け止められるし、
心が疲れているときは、小さなことで傷ついたりイライラしたりする。
つまり、世界の見え方を変えるには、まず自分のご機嫌を整えること。
ご機嫌な自分を育てることは、
世界の見え方を優しく変える第一歩なんです。
焦ってもいいし、落ち込んでもいい。
大事なのは、そんな自分を置き去りにしないこと。
どんな感情も、あなたの一部であって、敵ではないんですよ。
少しだけ立ち止まって
「今の私、どんな気持ち?」って
自分の心に聞いてみてください。
その問いかけから、“ご機嫌な自分”は育ちはじめますよ。
一緒に“ご機嫌な自分”そして“優しい世界”を作っていきましょうね。
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