夫や恋人に気持ちが伝わらない…どうして?

「どうして私の気持ち、わかってくれないの?」
「こんなに言ってるのに、伝わらない…」

大切な人との関係の中で、こんな風に胸がぎゅっと苦しくなる瞬間ってありませんか?
そのたびに「私の言い方が悪いのかな」「それとも、もう愛されてないのかな」と、不安や自己嫌悪に落ち込んでしまう。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

伝わらない、わかってもらえない、は
あなたのせいでも、相手のせいでもなく、
すれ違いには、ちゃんと理由があります。

目次

■ なぜ気持ちが伝わらないのか

代表的な、やってしまいがちになる気持ちの伝わらない方法はコチラ。

1. 気持ちではなく「要求」になってしまう

本当は「寂しかった」と伝えたいのに、口から出るのは
「どうして連絡くれないの?」
「なんで私の気持ちをわかってくれないの?」

相手からすると「責められている」と感じて、耳をふさいでしまうんです。
あなたはただ「わかってほしい」だけなのに、言葉の形が“要求”や“不満”になってしまう。

じゃあ、どうして気持ちではなく「要求」になってしまうのか。
こんな理由が考えられます。

恥ずかしさ・弱さを見せたくない

「寂しい」と言うと、負けた気がする・依存的に見える、と思ってしまい、依存心を嫌っている自立系の人は、その「寂しい」という気持ちをプライドで隠してしまう、ということがあります。

モデル(手本)がなかった

周囲で素直に「寂しい」「悲しい」と伝える人がいなかったから、その表現方法を学べなかった、という過去があることもあります。特に私たちは誰でも子ども時代、親のやり方を真似して生きてきます。親が素直に感情表現する姿を見ていないと、それが普通、当たり前、だと思い、親と同じように感情表現を避けるやり方を当たり前の如く自分でも再現します。

安心できる相手だと無意識に甘えが出る

外では寂しさを我慢できるのに(我慢しているつもりもない場合が多いです)、パートナーには素直に「寂しい」と言えず、代わりに強い言葉(要求)で出してしまう、ということがあります。

安心感の裏返し、でもありますよね。

外で頑張っている分、距離の近い相手には甘えたくなる。
でも素直に甘えられたらいいのですが、その方法はまだ身に付いていないので、可愛く甘える、という形ではなく、強い言葉や要求としてぶつけてしまう。

「私がこんなに寂しいの、わかってよ!」って叫んでいる状態。

これが当てはまる!心当たりがある!って思われたら、こちらの記事もどうぞ。

相手を動かす“手段”として要求を使ってしまう

「寂しい」と伝えるより「なんで連絡くれないの!」の方が、相手が行動を変えてくれるかも、と無意識に思っているケース、多いんですよね。コントロールしたくなるんです。

コントロールしたくなる理由は、コントロールしないと私の言うことなんて聞いてくれないでしょ、って思う気持ち。
いわゆる、自己価値の低さ。

自分の中で、「どうせこんな私」って思っていると、彼もきっと「どうせこんなヤツ」って思ってるだろうな~、って勝手に想像して勝手に誤解してしまうんです。

2. 「愛情表現の辞書」が違う

人によって、愛の伝え方は違います。
「言葉で伝える」人もいれば、「行動で示す」人もいます。

例えば、あなたは「好きって言ってほしい」と願うけど、
相手は言葉より「黙って家事を手伝うこと」で気持ちを表しているかもしれません。

それなのに「全然伝わってない!」と感じてしまうこと、よくあります。

これはお互いの“辞書のズレ”が生んでいるすれ違いです。

男女の違いって結構大きかったりします。参考に、こちらの記事をどうぞ。

3. 「どうせわかってもらえない」と思ってしまう

過去に気持ちを否定された経験があると、心の奥に「きっとまたわかってもらえない」という前提ができてしまいます。
そう思って話すと、意図していないのに、声のトーンや表情に出てしまい、相手もそれをキャッチし無意識に身構えてしまう連鎖。
結果「ほら、やっぱり伝わらない」と落ち込み、さらに距離が広がる――そんな悪循環になるケース、結構頻繁に起こるんです。

子どもの頃や過去の恋愛で「寂しい」と伝えても受け止めてもらえなかった経験。
だからネガティブ感情を素直に出せない、という気持ちが芽生えてしまうんです。

過去に受け止めてもらえなかった想いって、とっても悲しくて、今でも心に大きな傷を残したままになっているケースって結構あるんです。

まずはそんな自分に寄り添ってあげて、癒してあげる、っていうことはされると良いかな、って思います。

そしてもうひとつ大事なことは、
今目の前にいる相手は、過去の誰かとは違う、ってこと。

ここは特に、カウンセリングを使っていただくのが安全で取り組みやすいかな、と思います。

4. 自分の気持ちを自分で理解できていない

「怒ってるのか、悲しいのか、自分でもわからない」
こんなとき、相手にもうまく伝えられないですよね。

実は“わかってもらえない”苦しみの奥には、
「自分でも自分をわかろうとしていない」状態が隠れていることがあります。

本当は寂しいのに、怒りで覆い隠してしまう。
感情的にはHappyじゃないことだけは感じているので不機嫌な態度になる。

すると相手も、あなたの本音に気づけなくなってしまうのです。

■ どうすれば伝わりやすくなるのか

気持ちを届けるには、少しだけ工夫があると、とても伝わりやすくなるのです。

まずは自分の気持ちにフォーカスを向けてみてください。
自分が今何を感じているのか、それを自分でわかってあげようとしてみてください。

怒り、不満、諦め、これらを感じた時は、この下に本当の感情が必ずあります。

寂しい、悲しい、そんなネガティブ感情って本当は誰だって感じたくないものです。
でも、寂しさや悲しさがあるってことは、本当はこうだったらいいのに、っていう望みもあるってことなんですよね。

まずはそれらの感情に自分が気づいてあげる、ってことを意識してみてください。

その上で、以下の方法は2人のコミュニケーションをより良くするために、あなたの気持ちを伝えるために、お役に立つのではないかな、と思いますよ。

要求ではなく「気持ち」を言葉にする
 ✕「なんで連絡くれないの?」
 〇「連絡がなくて寂しかったな」

相手の辞書を探してみる
 言葉で伝えない人なら、行動をよく観察してみましょう。
 小さな気遣いや習慣に、あなたへの思いが隠れているかもしれません。

自分の気持ちを一度整理する
 イラッとしたらノートに書き出してみる。
 「なぜ私は今、こんなに怒っているんだろう?」
 書きながら気づくと、「本当は寂しいからだ」と自分に優しく寄り添えるようになります。

「ありがとう」を意識的に増やす
 小さなことでも「ありがとう」を口にすると、相手も「もっと応えたい」と思いやすくなります。

■ 気持ちを“要求”から“本音”に

「わかってもらえない」って、とても苦しいこと。
でも、相手が悪い、私が悪い、と責める必要はありません。
ただすれ違っているだけ。

このすれ違いを減らしていくには、

気持ちを“要求”から“本音”に変えて伝えること。
相手の辞書を少し覗いてみること。
そして、まずは自分の気持ちを自分で理解してあげること。

その積み重ねが、少しずつ「伝わる」関係を育てていきます。

いつでもあなたの味方です。
あなたの素敵な関係性を応援しています。

初めてさんも大歓迎です、いつでもお話しに来てくださいね。

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