妹キャラのまま大人になった女性。なぜ恋愛で振り向いてもらえないのか

いつも妹扱い、いじられキャラ。

職場でも友達の前でも、可愛がってもらえている自覚はあるんです。
決して嫌われているわけじゃない。むしろ、みんなに大事にされている方だと思う。

なのに——好きな人には、なぜか振り向いてもらえない。

恋愛対象として見られない。
「○○ちゃんって、いい子だよね」「マスコットみたい」「妹みたいで可愛いよ」。
そう言われるたびに、なんだかちょっと胸の奥がチクッとする。

「彼氏作りなよ〜」と笑いながら言われる側。
シリアスな話の輪には、なぜか入れてもらえない。
頼りにされない。あてにされない。

みんなには好かれているのに、なぜ恋愛だけは、こんなにうまくいかないんだろう。

そんなふうに、心のどこかで首をかしげてきた女性は、決して少なくありません。

実はそれ、「妹キャラ」という性格の問題ではなく、
もっと根っこの、家族の中で無意識に引き受けてきた役割が、恋愛のステージにも持ち越されているのかもしれないんです。

この記事では、家族の中でチャーマー(場を和ませる役)として育ってきた女性が、恋愛でなぜ大人の女性として見てもらえないのか、その奥にある心をひもといていきます。

そして最後には、あなた自身が、ずっと自分の中に持っていた、
もうひとつの愛され方に気づいてもらえたらと願って書きました。

よろしければ最後までお付き合いくださいね。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

目次

「妹キャラ」から抜け出せない、その違和感の正体

「妹キャラ」「いじられキャラ」と呼ばれることに、心のどこかで違和感を抱えてきた——そんな女性は、たくさんいます。

でも、その違和感の正体って、自分でもよくわからなかったりしませんか。

「みんなから可愛がられているんだから、贅沢な悩みかも」
「キャラとして愛されてるんだから、別にいいじゃん」
「むしろ、嫌われてるよりずっとマシ」

そう自分に言い聞かせて、なんとなく流してきた。
だけど、ふとした瞬間に、いつも笑ってるのがなんだか悲しくなる。

こんな場面で、違和感を感じていませんか

ちょっと、思い当たる場面を並べてみますね。

  • 大人数の飲み会では、いつも場を盛り上げる役。みんなを笑わせて、楽しい時間を作る。でも、解散して一人になった瞬間、どっと疲れが出る
  • 「○○ちゃん」みたいな愛称で呼ばれ続けている。本名で「○○さん」って呼ばれることがほとんどない
  • 男性から頭をポンとされたり、子供扱いされたりすることが多い
  • 好きな人ができても、向こうは私のことを「妹みたいに可愛いやつ」としか見ていない
  • その人の本命は、いつも別の女性
  • 好きな人の恋愛相談を聞かされる側になりがち
  • 「彼氏作りなよ〜」と、笑いながら言われる
  • シリアスな話、深い相談、大事な決断——そういう場面で、なぜか自分は呼ばれない
  • 「お前には難しいよ」「お前は元気でいてくれればいい」と、軽くあしらわれる

いくつか当てはまったものがありましたか?

それは「セフレ」「都合のいい女」とは違う

ここで、ちょっと整理しておきたいことがあります。

「本命にならない女性」というキーワードで検索すると、
よく出てくるのが「セフレにされやすい」「都合のいい女になっている」といった話。

でも、妹キャラの女性が抱えている悩みは、それとは少し違います。

遊ばれているわけじゃない。
それどころか、対象にすらされていない。

これ、すごく大事なポイントです。

セフレ・浮気相手・都合のいい女というのは、少なくとも女として見られている状態。
雑な扱いを受けているにせよ、相手は自分を女性として認識している。

でも妹キャラの場合、そもそも男女として見られていない
土俵に上がる前に、「妹枠」「マスコット枠」「子供枠」に分類されてしまっている。

だから、「もっと自分を大切にしましょう」「ちゃんとした男を選びましょう」みたいなアドバイスは、あまり響かない。だって、選ぶ以前に、選ばれる対象として見られていないから(見られていないと感じてしまっているから)。

「大人として、同じ土俵に乗せてもらえない」感覚

妹キャラが感じている本当の痛みを言葉にするなら、こうかもしれません。

大人として、同じ土俵に乗せてもらえない。

恋愛のステージに、そもそも上がらせてもらえない。
真剣な話に混ぜてもらえない。
頼られない、あてにされない、相談されない。
「お前は気楽でいいよな」と笑われる。

可愛がられているのに、軽く見られている。
愛されているのに、本気にされていない。
近くにいるのに、選ばれない。

——この矛盾が、妹キャラの女性が抱えてきた本当の苦しさです。

「贅沢な悩み」なんかじゃない。
「キャラだから仕方ない」って片付けていい話でもない。

そこには、もっと深い、家族の中で身につけてきた愛され方のパターンが関係しているのかもしれないんです。

それは「チャーマー」という、家族の中での役割

ここで、ひとつの心理学の考え方をご紹介させてくださいね。

家族の中で、私たちは無意識のうちに、いくつかの「役割」を引き受けて育っていく——そんな考え方があります。

特に、家族の中に何かしらの緊張や不安があったとき。
たとえば、両親の仲がぎくしゃくしていたり、親自身が不安定だったり、家庭の中に言葉にされない重さがあったり。

そんな空気の中で育つ子どもは、家族のバランスを保つために、自分なりの役割を引き受けるようになります。

家族の中の、いくつかの役割

代表的なものを、いくつか挙げてみますね。

  • ヒーロー:いい子・優等生として、家族の誇りになることで居場所を作る役
  • スケープゴート:問題児を演じて、家族の不満や怒りを引き受ける役
  • ロストチャイルド:目立たないように、自分を消すことで波風を立てない役
  • チャーマー(マスコット・道化役):明るくふざけて、場の空気を和ませる役

どれが「良い」「悪い」ではなく、それぞれが、家族を守るために背負った、子どもなりの愛情のかたちなんです。

チャーマーが、ずっとやってきたこと

そして、妹キャラ・いじられキャラとして育ってきたあなたは、
たぶんこのチャーマーの役割を引き受けてきた人。

チャーマーは、家族の中でこんなことをしてきました。

  • 両親の間に流れる重たい空気を、明るくふざけることで和らげる
  • 母親が辛そうにしているとき、笑わせて元気にしようとする
  • 家族の中で誰かが落ち込んでいると、自分が道化になって場を変える
  • 兄弟げんかや親子の対立が起きそうな時、おちゃらけて流す
  • とにかく、自分がいると、空気が軽くなるようにふるまう

心当たりは、ありませんか。

家族の中で、あなたは「明るくて可愛らしい子」として愛されてきました。
そしてその「明るさ」「可愛らしさ」は、家族の緊張をほどく、大切な役割を果たしていました。

でも、ここに少し切ない仕組みがあるんです。

「未熟でいること」が、愛される条件になっていく

チャーマーが家族の中で愛される時、その愛され方には、ある特徴があります。

それは「未熟であること」「子どもらしいこと」が、愛される条件になっている、ということ。

明るい。可愛らしい。無邪気。場を和ませる。
これらは全部、子どもの魅力なんですよね。

チャーマーは、この子どもの魅力を発揮することで、家族の中に居場所をもらってきた。
だからこそ、無意識のうちにこんな信念を心の奥(潜在意識)に刷り込んでいきます。

未熟でいれば、愛される。
大人になったら、愛されなくなるかもしれない。

これが、後の恋愛にも、生き方にも、ずっと影響していく根っこの部分です。

恋愛で起きていること:子どもポジションが、そのまま続いている

家族の中でチャーマーとして育ってきたあなたが、恋愛のステージに立ったとき。

何が起きているか、見ていきましょう。

「明るくて面白い私」という、子犬のような愛され方

チャーマーは、人間関係の中で愛されるのが得意です。

明るい。話していて楽しい。場を盛り上げてくれる。一緒にいると元気になる。
だから職場でも友達の中でも、恋愛市場でも、わりと人気者ポジションにいることが多いんですよね。

ただ、その愛され方をよく見ると、こうなっています。

子犬が可愛がられるような、愛され方。

ちょっとイメージしてみてください。
子犬って、見ているだけで癒されるし、無条件に可愛い存在です。
一緒にいるだけで楽しい。みんな笑顔になる。

でも、子犬を人生のパートナーとして迎え入れるかというと、それはまた別の話なんですよね。

チャーマーが受けている愛され方も、これに似ているところがあります。

「キミといると楽しい」
「あなたって、ほんと癒し系」
「いつも元気もらってるよ」

嬉しい言葉なんです。本当に嬉しい。
だけど、その言葉のどこにも、一人の女性として惹かれているという響きがない。

ここに、チャーマーがずっと感じてきたモヤモヤの正体があります。

男性は、無意識に「妹枠」に分類する

人は、目の前の相手を無意識に「どんな関係性の人か」というカテゴリに分類します。

恋愛対象、友達、同僚、後輩、妹、姉、母親役
これは意識してやっているのではなく、ほぼ自動的に行われている、心の働きです。

そして、チャーマーが発している雰囲気、
明るく、可愛らしく、ちょっと幼くて、世話を焼かれる側
これは、相手の中で「妹」「マスコット」「可愛い子」というカテゴリにスッと収まってしまうんです。

一度カテゴリ分類されると、そこから動かすのはなかなか難しい。

なぜなら、カテゴリを変えるには、相手の中であなたへの認識を作り直してもらう必要があるから。

これが、何年経っても妹枠から抜け出せない、心の仕組み的な理由のひとつです。

でも、本当の理由はこっち:「自分が、対等な大人になることを避けている」

ここが、すごく大事なところです。

「相手が私を妹枠に入れるから抜け出せない」と思いがちなんですが、
もっと深いところで起きていることがあります。

それは、自分自身が、対等な大人の女性として恋愛に立つことを、無意識に避けている、ということ。

「え、そんなこと避けてないよ。むしろ本気で恋愛したいよ」
そう思うかもしれません。意識のレベル(顕在意識)では、本当にその通り。

でも、心の奥(潜在意識)では、こんな反応が起きていることがあります。

  • シリアスな空気になると、思わず笑いでごまかしてしまう
  • 自分の本音や弱さを、好きな人にこそ見せられない
  • 重い話、深い話を避けて、いつも軽いノリでいる
  • 真剣に向き合うべき場面で、自分から先にふざけて場を流す
  • 相手にケアされる側にはいられるけど、ケアする側に回るのが怖い

どれかひとつでも、心当たりはありませんか。

これらは全部、家族の中で身につけた「未熟でいる」というサバイバル戦略が、恋愛の場面でもそのまま発動している姿なんです。

大人として向き合おうとすると、なぜか怖くなる

チャーマーが心の奥に持っている方程式は、こうです。

未熟でいれば、愛される。
大人になったら、愛されなくなるかもしれない。

だから、恋愛で対等な大人の女性として、相手と向き合うという瞬間が来ると
心の奥のチャーマーとして愛されてきた自分が、ザワっとするんです。

「待って、それ大丈夫?」
「大人として振る舞ったら、嫌われるんじゃない?」
「きっと大変なことがいっぱい降りかかってくるんじゃない?」
「ふざけて流そう、その方が安全」

そうして、無意識のうちに子どもポジションに戻る選択をするのです。

何度も、何度も。 気づかないうちに。

そしてまた「妹キャラから抜け出せない」と、悩む。
こんなループに入ってしまうんですね。

大人の女性性って、セクシーさのことじゃない

ここまで読んで、こう思った人もいるかもしれません。

「じゃあ、もっと女らしくなればいいの?」
「色気を出せば、本命扱いしてもらえるってこと?」
「ぶりっこをやめて、もっと大人っぽくすればいい?」

違うんです。

ここから先が、この記事で一番伝えたいことかもしれません。

「大人の女性になる」と聞いて、思い浮かべるもの

多くの人が「大人の女性」と聞いて、思い浮かべるのはこんなイメージじゃないでしょうか。

落ち着いた色気のある女性。
スタイルが良くて、お洒落で、洗練されている。
どこか艶っぽくて、男性が振り向く存在。
ぶりっこなんて卒業した、自立したお姉さん。

確かに、そういうステキな「大人の女性」もいます。
でも、チャーマーがこのイメージに自分を当てはめようとすると
だいたい、苦しくなるんですよね。

「色気を出すって、どうやって?」
「あざとく見えそうで怖い」
「私がそれをやっても、似合わない気がする」
「無理してる感じになりそう」

そう、チャーマーが目指すべき「大人の女性性」は、そこじゃないんです。

あなたの中に、もうひとつの愛され方がある

大人の女性性の本質
それを言葉にするとしたら、こうです。

包み込む優しさ。

誰かのしんどさをそっと受け止める、ふところの深さ。
相手の弱さを、責めずにまるごと抱きとめる温かさ。
そばにいるだけで、相手が安心して呼吸できるような、そんな存在感。

言ってみれば、聖母マリア像のような
あの、何も言わずに、ただすべてを受け止めるまなざし。

それを、心理学では母性と呼んだりします。

「母性」は、子どもを産むかどうかとは関係ない

ここで誤解しないでほしいのは、
「母性」というのは、実際に子どもを産むこととは別の話だということ。

母性とは、誰かを丸ごと受け止める力のこと。
誰かのために、自分の中の温かさを差し出せる力のこと。

未婚でも、独身でも、子どもがいなくても
あなたの中には、この力がちゃんとあります。

そして、これこそが、男性が「一緒に人生を歩みたい」と思う女性に感じている魅力の核なんです。

セクシーさは表層、母性は核

セクシーさ・色気・お洒落さ
これらは、女性性の「表層」にあるもの。

確かに目を引きます。確かに「素敵だな」と思わせます。
でも、それだけではこの人と一緒に生きたいまでは届きません。

なぜなら、人が一緒にいたいと感じる相手は、そばにいて安心できる人だから。
自分の弱さを見せても受け止めてもらえる、と感じられる人だから。

それが、母性であり、ふところの深さであり、包み込む優しさです。

そして、ここが、この記事で読者のあなたに、いちばん受け取ってほしい言葉です。

あなたは、それを、すでに持っている。

え?って思いました?

「私が?包み込む優しさを?」
「いやいや、私はただのいじられキャラだよ」
「ふざけてばっかりで、母性なんてないよ」

そう思った人にこそ、次の章を読んでほしいんです。

なぜなら、チャーマーがやってきたことの中に、すでにその力の種が宿っていたから

チャーマーがやってきたことは、もう、愛だった

ここで、あなたに思い出してほしいことがあります。

家族の中で、あなたが「明るく、可愛らしく、ふざけて」いたとき
それは、誰のためにやっていたんでしょうか。

思い出してほしい場面

たぶん、こんな場面があったはずです。

母親が父親への愚痴をこぼしているとき、
あなたは何かおどけたことを言って、母親を笑わせようとした。

父親の機嫌が悪くて家の中の空気が重いとき、
あなたは無邪気に振る舞って、その重さを薄めようとした。

兄弟げんかが始まりそうな時、
あなたが間に入っておちゃらけて、なんとなく話を逸らした。

家族の誰かが落ち込んでいるとき、
あなたはとっておきのギャグや甘え方で、その人を元気にしようとした。

あなたは、自分のためだけにふざけていたのではありません。

家族のために、明るくいた。
家族をつなぐために、可愛らしくいた。
誰かを楽にするために、自分が道化になることを選んだ。

それは、子どもなりの、
でも、まぎれもなく、愛情のかたちでした。

「私が場を明るくしないと」という、無意識の使命感

チャーマーとして育った人の中には、こんな感覚を抱いている人が多くいます。

「私がいないと、家族が崩れちゃう気がする」
「私が明るくしないと、みんながしんどくなる」
「私がふざけていないと、空気が持たない」

これって、ある意味で家族を背負っている感覚なんですよね。

幼い体で、幼い心で
家族の感情のバランスを、自分の役割で支えてきた。

それは、すごく大きな仕事です。
その仕事を引き受けてきた根っこには、はっきりと「家族を想う気持ち」があったはずです。

無意識だったかもしれない。
誰にも気づかれなかったかもしれない。
褒められもせず、感謝もされなかったかもしれない。

でも、あなたは確かに、家族のために自分を差し出してきたんじゃないでしょうか。

「自分の役割を引き受ける」というのは、すでに愛のかたち

ここで、もう一度思い出してほしいんです。

第4章で包み込む優しさ=母性という言葉を使いました。
誰かを丸ごと受け止める力。
誰かのために、自分の温かさを差し出す力。

あなたが家族の中でやってきたこと、ではないでしょうか?

母の悲しみを察して、笑顔で包んできた。
父の不機嫌を感じて、軽さで和らげてきた。
家族の緊張を、自分の存在で薄めてきた。

これって、包み込んでいたんですよね、ちゃんと。

あなたは、子どものままだったかもしれない。
未熟なやり方だったかもしれない。
不器用だったかもしれない。

でも、あなたはすでに、誰かのために自分を差し出す人だったんです。
その力を、ずっと前から、使ってきていた。

あなたの中には、もう「大人の愛情」が宿っていた

「子どもポジションでしかなかった私」と思っていたかもしれません。
「いつまでも未熟な私」と感じていたかもしれません。

でも、本当は

子どもの姿をしていたあなたの中に、もう、大人の愛情が宿っていた。

家族のために役割を引き受けるという、すごく大きな愛が。
誰かを想って自分を差し出すという、まぎれもない母性が。

ただ、あなた自身がそれに気づいていなかっただけ。
「これは愛だ」と、誰も教えてくれなかっただけ。

「私はただ、明るくふざけていただけだから」
そう思って、自分の献身を、自分でも見過ごしてきただけなんです。

気づいた瞬間から、何かが変わり始める

この記事を読んでいる今、もしかしたら、
あなたの胸の奥の方で眠っていた何かに気づいたかもしれません。

「あ、私、そうだったかも」
「私のあれは、家族のためだったのかも」
「ふざけてただけじゃなかったのかも」

そう気づくと、あなたの中で何かが動き始めます。

それは、子どもポジションでしか愛されない私から、
もう、愛を持っている私へと、自己認識が書き換わる瞬間です。

無理に変わろうとしなくてもいいんです。
頑張って大人になろうとする必要はないんです。

ただ、すでに自分の中にあったものに、気づいてあげるだけ。

それだけで、見えるものが、少しずつ変わってきます。

それでも踏み出せないのは、母への、ある気持ちかもしれない

ここまで読んで、ちょっと納得できた。
できたけど、それでも、ふと、こんな感覚が浮かんでくることがあります。

「わかったけど、私が大人の女性になるなんて、やっぱり想像できない」
「自分が母親になるとか、家庭を守るとか、そんなのできる気がしない」
「私には、向いてない気がする」

この感覚の奥に、よくよく見ると、こんな思いが隠れていることがあります。

「お母さんみたいには、なれないよ…」

「母を超えてはいけない」という、無意識の禁止

チャーマーとして育った女性の多くが、心の奥に母親への、複雑な気持ちを抱えています。

母は、家族のために頑張ってきた人だった。
父との関係で、いろんなものを我慢してきた人だった。
苦労して、忍耐して、子どもたちのために尽くしてきた人だった。

そんな母を、間近で見てきたあなたは
母の偉大さを、誰よりも知っているんです。

そして同時に、母の影の部分
母の悲しさ、寂しさ、満たされなさも、肌で感じ取ってきた。

だからこそ、心の奥でこんな声が響くようになります。

「お母さんはあんなに苦労したのに、私だけ幸せになるなんて」
「お母さんを超えるような女性に、私がなっていいのかな」
「お母さんが諦めてきたものを、私が手にしていいのかな」

これは、心の世界では母を超える罪悪感のような感覚として説明されることがあります。

意識のレベル(顕在意識)では、こんな思いを言葉にしたことはないかもしれません。
でも、心の奥(潜在意識)には、こうした禁止令のような感覚が、ひっそりと働いていることがあります。

だから、「子どもの私」のままでいる

母を超えてはいけない、という無意識の禁止があると
人は、無意識のうちに自分の人生をセーブするようになります。

恋愛がうまくいきそうになると、自分から壊してしまう。
チャンスがあっても、なぜか自分には不釣り合いな気がして手放してしまう。
本気で誰かに愛されることが、怖くて受け取れない。
大人の女性として扱われることに、なぜか居心地の悪さを感じる。

そして、いちばん安全な場所だと感じる、「子どもの私」というポジションに、戻ってしまうのです。

子どもなら、母を超えない。
子どもなら、母を傷つけない。
子どもなら、母の影を裏切らない。

そうやって、自分でも気づかないうちに、母への忠誠を尽くしてきた。

これは、母をすごく大切に想ってきた人にしか起こらない反応です。
冷たい人、母に関心のない人には、こんな葛藤は起きません。

母を想う気持ちが深いからこそ、踏み出せない。

それが、チャーマーが心の奥に抱えている、いちばん深い思いなのです。

視点を変える

母を超えるんじゃなくて
母から、受け継いでいる

そう考えてみたら、どうでしょうか。

あなたの中には、母から流れてきている温かさがあります。
母が苦労して身につけた優しさ、忍耐強さ、愛情の深さ
それらは、母の中で完結したのではなく、あなたの中にも、ちゃんと宿っています

あなたが家族の中で「明るく可愛らしくふるまう」ことで家族をつないできたのは、
誰のことを見てきたからでしょうか。

家族を想う気持ち、誰かのために自分を差し出す気持ち
それは、いったい誰から受け取ったものでしょうか。

たぶん、母なんです。

母が父との関係で見せてきた忍耐、
家族のために尽くしてきた献身
あなたはそれを、子どもながらに見て、感じて、自分の中に取り込んできた。

つまり、あなたが今、自分の中に持っている「包み込む優しさ」の根っこには、母から受け継いだものがある

母を超えるんじゃなく、母から受け取る

これは、母を「超える」ことではありません。

母が生きた人生を否定することでもないし、母を置き去りにすることでもない。

母から流れてきた愛を、自分の中で大切に育てて、自分の人生で花開かせていくこと。

それは、母を超えるどころか、母へのいちばん深い感謝のかたちでもあります。

母が苦労して受け取れなかったものを、あなたが受け取る。
母が諦めたものを、あなたが手にする。

それは、母の人生を裏切ることじゃない
むしろ、母の中にあった願いを、あなたが叶えていくことかもしれません。

「私が幸せになることが、お母さんの中の何かを、解放することになる」

そんなふうに、今までとはちょっと違う角度から見てみてほしいんです。

気づいた瞬間、大人の階段は、もう登り始めている

母から受け継いだものに気づくと、不思議なことが起きます。

頑張って大人になろうとしなくても
無理に女性らしくしようとしなくても

自分の中に、もう、その力があったんだと気づくだけで、
あなたは意識せずとも、大人の階段を、何段か登っているんです。

それは、家族の中で身につけた愛のかたちが、ちゃんと自分の中にあって、
そして、母から受け継いだ温かさが、ちゃんと自分の中に流れていて

その両方を自分のものとして引き受けた時
私たちは、子どもポジションから自然と卒業していくんです。

頑張らなくても、ただ気づくだけ。

それだけで、十分なんです。

子どもとして可愛がられる、その先へ

頑張って変わる必要も、無理に大人っぽくふるまう必要もありません。
ただ、すでに自分の中にあったものに、気づいてあげるだけ。

それだけで、見えるものがゆっくりと変わってきます。

子犬のように可愛がられる愛され方から、
一人の女性として、深く愛される愛され方へ。

「ワタシを幸せにする」
その扉は、もう、あなたの内側で開きはじめています。

一緒にシフトチェンジしていきましょう。

一人で抱え込まずに、話してみませんか

「家族の中で身につけた役割が、恋愛にまで持ち越されている」
「自分の中に、もう包み込む優しさがある」

頭でわかっても、その気づきを自分の中に深く根づかせるには、時間がかかります。
そして、一人で取り組むには、難しい部分もあります。

特に、母との関係や、子どもの頃から身につけてきた愛され方のパターンは
何十年も続いてきた、自分の一部のようなもの。
それを少しずつほどいていくのは、なかなかに繊細な作業です。

カウンセリングという選択肢

一人で考えていると、ぐるぐると同じところを回ってしまうことってありますよね。

「私のこのパターン、家族の中のどこから来てるんだろう」
「気づきはあるけど、現実が変わらないのはなぜだろう」
「本当に、私にも大人の女性性があるのかな」

そんなふうに感じたとき
プロのカウンセラーと一緒に、自分の心の中を整理していく時間を持つのも、ひとつの選択です。

カウンセリングでは、あなたの中にすでにある力を、一緒に丁寧に確認していきます。
家族の中で身につけてきた役割を、責めることなく、優しくほどいていきます。
そして、あなたが一人の女性として深く愛される人生へとシフトチェンジしていくのを、伴走させていただきます。

こんな方におすすめです

  • 妹キャラから抜け出したいけど、自分一人ではどう動いていいかわからない
  • 母との関係が、自分の恋愛にどう影響しているか、もっと深く知りたい
  • 何度恋愛しても同じパターンを繰り返してしまう
  • 自分の中の「大人の女性性」を、ちゃんと育てていきたい

ご興味のある方は、こちらからお問い合わせください。

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受付時間 12:00~20:30 月曜定休(月祝日は翌日代休)他

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2026/5/9(土)19:00-20:30 服部希美 【名古屋】
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2026/6/25(木) 19:00-20:50 青山リナ 【オンライン】
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あなたにお会いできるのを楽しみにしています(^^)/

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