自分嫌いさんに伝える、自分を好きになる方法 ～自分を好きになるって難しい～

「自分が好きになれない」「自分を受け入れられない」
そんなふうに思うこと、誰にでもありますよね。

自分を好きになるって、案外難しい！

特に、「自分で自分を好きにならなきゃ！」と思えば思うほど、
「でも好きになれない…」と落ち込んでしまったり、するんですよね。

だからね、まずは「自分で自分を好きになることって、簡単じゃないよね」って認めちゃうってどうでしょう？

諦めよう！ってことではないんですよ。
諦めはしない。

「好きにならなきゃ」じゃなくて、「好きになれない自分がいてもいい」ってこと。

そう思うだけで、少ぉ～し心がラクになりませんか？

私自身も、だいぶ自分の事、嫌っていました。
今でも、「自分を大切にしよう！」って意識していますが、気付くと、自分に酷い言葉投げかけていたり、全然自分を信じていなかったり、って瞬間に気付くこと、多々あります。

そうやって気づいた時に思い出すことを今日はご紹介しようと思います。

あなたを好きだと言ってくれた人の想いを受け取ってみよう

今まで、あなたのことを「好きだよ」「大切だよ」と言ってくれた人はいませんか？

今回の「好き」は恋愛感情の「好き」とはちょっと違う、もっと広く大きな意味合い。

言葉で伝えてくれていない場合もあるかもしれません。
わかりやすい言葉を伝えてくれたわけではないかもしれないけれど、いつも気にかけてくれていたり、笑顔を向けてくれていたり、困っている時すかさず手を貸してくれたり。いろんな方法で「好き」という想いを表現してくれていたりします。

それは家族かもしれないし、友達かもしれないし、
昔、あなたを可愛がってくれた先生や近所のおばちゃんかもしれません。

もしかしたら、あなたは「そんな人、いない…」と思うかもしれません。
でも、今までの人生を振り返ってみると、
きっとどこかであなたのことを大切に思ってくれた人がいたはずです。

その人の言葉や、あなたに向けてくれた優しさを思い出してみてください。

思い出しやすい人で大丈夫。

あなたは、そのままで「好き」と思われた経験があるはずなのです。
あなたは、もうすでに誰かに愛されていたんです。

「自分で自分を好きになる」のが難しくても、
「誰かが好きだと言ってくれた自分」を受け取ることはしやすいんじゃないでしょうか？

ご先祖様の応援を受け取ってみよう

もしも、「私なんて誰にも愛されたことがない」と思うなら、
もっとずっと遠くからの愛に目を向けてみませんか？

あなたの存在のルーツをたどると、そこにはご先祖様がいます。
何百年、何千年も前から、命をつないできた人たちがいる。
その長い歴史の中で、一人でも途切れていたら、あなたは今ここにいません。

つまり、あなたは「生まれてきてほしい」と願われて、
この世界に送り出された存在なんです。

「自分は価値がない」「自分なんて好きになれない」と思うとき、
もしかしたら、それはご先祖様からの「あなたを応援している！」「あなたをいつも見守っている」というメッセージなのかもしれません。

あなたが生きていること自体が、
もうすでにたくさんの愛と応援を受け取ってきた証拠。
そう思うだけで、少しだけ自分の存在を肯定できる気がしませんか？

自分で自分を好きになれなくても大丈夫

「自分を好きになること」は、決して一人で頑張るものじゃありません。
むしろ、自分のことを好きになれないときほど、
「誰かがくれた愛」「受け取ってきた想い」に目を向けてみる時なのかもしれません。

そうすると、少しずつ「こんな私でもいいのかな」と思えるようになってきたりするんです。

最初のうちは、カメさんの歩みの方が速い、って思うくらい、少しずつ少しずつ、なのかもしれません。
でも必ず、続けていると、何か感じるんです。
自分を信じて自分を好きでいられる時間が増えてくるんです。　

だから、まずは「自分を好きにならなきゃ！」と思う気持ち、手放してみてください。

そしてね、「今まで誰が私を大切にしてくれたかな？」と思い出してみてください。

あなたのことを愛してくれた人が、確かにいたこと。
あなたの存在を願ってくれたご先祖様がいること。

それを感じるだけで、
「自分を好きになれない自分」ごと、自分を大事にしてあげられるのかもしれませんよ。

もし今、独りで「自分を好きにならなきゃ」って頑張ろうとしているのならば、ご連絡ください。

一緒に、取り組んでいきましょう。