「類は友を呼ぶ」と言われるように、劣等感が強い人は、同じように劣等感を抱えている人を引き寄せやすい傾向があります。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。
もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学
今日も必要な方に届きますように。
「彼は私のことを否定ばかりしてくる!」
こんな現実って、嬉しくないですよね。
好きな人や恋人、パートナーに否定され、ダメ出しされ、モラハラまがいなことばかりされるってウンザリです。
こういう現実を目の前にすると、とらえ方は2パターンあって
私がダメだから…と自分を責めるパターン
彼がダメな男!と彼を責めるパターン
でも実は…どちらも劣等感が強いのかもしれません。
劣等感が強い人は劣等感が強い相手を引き寄せる理由
1. 価値観が似ていると安心する
劣等感が強い人同士は、「自分もそうだから分かる」と共感しやすく、安心感を覚えます。お互いに「自分もできない」「どうせ無理」といったネガティブな思考を共有しやすいんです。
私たちは、共感できる人といると安心感を覚えます。劣等感が強い人同士は、「私もそう思う」「自分もできない」といったネガティブな気持ちを共有しやすく、お互いに「分かるよ」と慰め合える関係になりがちです。
だからこそ、自分の醜いと感じている部分も相手に出しやすかったりもするんですよね。自分が自分で「醜い」と感じている部分って、他の人が同じように「醜い」と思うかどうかは実はまた別の話なんですが、自分では他人に受け入れられるとは思えないんですよね。
でも相手も劣等感いっぱいで、相手の醜さを自分にさらけ出してくれたりすると、安心してこんな自分でもイイんじゃないかって思える。そして、受け入れてもらえないって思っていた部分をさらけ出せる解放感、いわば、我慢しなくて済むっていう解放感で、どんどん気分が良くなる快感に繋がるわけです。
ただ、そのままでは一緒に落ち込むばかりで、お互いの成長につながりにくい状態になってしまうこともあります。
2. 自己肯定感の低さが影響する
自己肯定感が低いと、無意識に「自分と同じレベルの人といたほうが安心」と感じることがあります。結果として、同じような悩みを抱えた人同士で集まりやすくなります。
自己肯定感が低いと、「自分は価値がない」「頑張っても無理」といった思考になりやすく、無意識に「自分と同じような悩みを持つ人といる方が落ち着く」と感じます。結果として、似たような悩みを抱えた人と自然と引き寄せ合い、同じ環境にとどまりがちになります。
そもそもの自分の価値というのを見失っていたり、自分が自分に対して低すぎる点数を付けていることに気付けるといいですよね。
3. 成長しようとする人に違和感を感じる
もし誰かが成長しようとしていると、「置いていかれるかもしれない」「自分が劣っていることが明確になる」といった不安を感じ、成長意欲のある人を遠ざけることもあります。
もし周りの誰かが「このままじゃダメだから変わりたい!」と前向きに努力し始めると、
「自分だけ置いていかれるかも」
「頑張っている人がまぶしくて苦しい」
と感じることがあります。そのため、成長しようとする人を遠ざけたり、逆に「そんなに頑張らなくてもいいじゃん」と無意識に足を引っ張ることもあります。
本当は「自分が劣っている」と自分が思い込んでいることがそもそもの誤解なので、ここを解いていくことに意識を向けられるといいですよね。
でも、逆のパターンもある!
一方で、劣等感が強い人が「こんなふうになりたい!」と思える人に惹かれることもあります。成長意欲が少しでもある場合、自分にはないものを持っている人に憧れを感じ、引き寄せられることもあるんです。
劣等感って、自分は劣っているっていう感情。
でもそれって、他人が「あなたは劣っている!」と言っているわけではなく、自分が自分に対して「私は劣っている」って感じている、ということが一番大きなポイントなんです。
だからね、自分では自分が劣っている、と感じて、「劣っている私だから、あなたは安心して私と一緒にいられるんでしょ」と自分で思っていたとしても、相手が「あなたは劣っているからあなたと一緒にいたい!」と言っているわけではないってことなんです。
だって人間って、人間である以上完璧ではないんです。
優れている部分があれば劣っている部分もあるし
劣っている部分があれば優れている部分もある。
だからこそ、お互いに前向きになれる関係を築くことが大切になってくるんですよね。
成長している人との関わりを増やしてみる
「どうせ無理」ではなく「どうしたらできる?」という会話を増やす
などの方法で、劣等感を持っていたとしても、成長につながる人間関係を築けるんです。
「どうせ無理」ではなく「どうしたらできる?」という考え方を取り入れ、お互いが成長し合える環境を作るには、思考・関わり方・助けの3つの要素があると取り組みやすいです。。
1. 思考:前向きなマインドセットを育てる
できない理由」ではなく「できる方法」を探す
何かに挑戦するとき、「無理だ」と思ったら、まず「どうしたらできる?」と問い直してみる。
私たちは、何か新しいことに挑戦するとき、「無理かもしれない」「どうせ失敗する」といったネガティブな考えにとらわれがちです。これは脳の防衛本能が働き、リスクを避けようとするからです。
しかし、「できない」と決めつける前に、「どうしたらできる?」と問いかけることで、脳は解決策を探し始めます。例えば、
「運動神経が悪いからダンスは無理」ではなく、「初心者向けのレッスンならできるかも?」
と考えてみると、行動を起こしやすくなります。こうした思考を習慣にすることで、自然と前向きになり、挑戦する力が身についていきます。
小さな成功体験を積み重ねる
いきなり大きなことを目指すのではなく、小さな成功を増やして「やればできる」を実感する。
人は、自分が「できた!」と感じる経験を積むことで、自信をつけていきます。大きな目標を達成するのは簡単ではありませんが、まずは小さな成功を意識的に積み重ねることが大切です。例えば、
「いきなりダイエットで5kg痩せるのは難しい」→ まずは毎日水を多めに飲む習慣をつける
「人前で話すのが苦手」→ まずは親しい人に自分の考えを伝えてみる
このように、小さな目標をクリアすることで、「できる!」という感覚が積み重なり、自己肯定感が高まります。
比較ではなく、成長に目を向ける
他人と比べるのではなく、「昨日の自分と比べてどうか?」を意識する。
他人と自分を比べると、「あの人はすごいのに、自分はダメだ…」と感じてしまうことがあります。しかし、他人との比較は終わりがなく、自分にとってのゴールが見えにくくなってしまいます。
そこで、「昨日の自分よりも一歩前進すること」を目標にするのが大切です。例えば、
「あの人のほうが仕事ができる…」ではなく、「自分は前よりスムーズに資料を作れるようになった!」
というふうに、自分の成長にフォーカスすると、自己肯定感が高まり、前向きな気持ちを維持しやすくなります。
2. 関わり方:お互いを高め合う関係を築く
努力を認め合う
結果が出たときだけ褒められると、「うまくいかなかったらダメな自分」と思いがちです。でも、結果だけでなく「その過程でどれだけ頑張ったか」を認め合うことで、成長へのモチベーションが高まります。
「まだ途中だけど、ここまではすごくいいね!」と小さな進歩を見逃さない。
「結果はどうであれ、あなたの努力はすごいと思うよ」と伝える。
大切なのは、「できた・できない」ではなく、「どれだけ挑戦したか」に目を向けるといいですね。
ポジティブなフィードバックを意識する
相手の意見に対して、否定や批判から入ると、発言しづらくなってしまいます。でも、ポジティブなフィードバックを心がけると、お互いがアイデアを出しやすくなります。
「もっとこうすると、さらに良くなりそう!」と提案をプラスする。
「それ、すごく面白い考え方だね!」と発想そのものを評価する。
NG例:「いや、それはちょっと違うと思う」
OK例:「それも面白いね!もう少しこういう視点を加えると、もっと良くなるかも!」
相手の可能性を引き出す言葉をかけることで、お互いが伸びていけるサイクルを作りやすくなります。
相談しやすい雰囲気を作る
「こんなこと聞いたら変かな?」と思うと、なかなか相談できません。でも、お互いが気軽に話せる環境があると、成長のスピードがぐんと上がります。
「いい質問だね!」と、質問することを肯定する。
「私もそう思ってた!」と共感し、話しやすい空気を作る。
例えば、仕事の場面で「これを聞いたらダメかな…?」と悩む人がいたら、「何でも聞いてね!お互いに学び合おう!」と言える雰囲気があると、安心して相談できるようになります。
お互いが気軽に意見や疑問を出せる環境を整えることで、成長のチャンスが増えます。
3. 助けを借りる:成長のためのサポートを活用する
ロールモデルを持つ
「こんなふうになりたい!」と思える存在がいると、目標が明確になり、モチベーションが上がります。ロールモデルは必ずしも直接会える人でなくても、芸能人やドラマの主人公、SNSや本の著者、歴史上の人物でもOKです。
「この人ならどう考えるだろう?」と想像し、行動の参考にする。
憧れの人の発信や著書を定期的にチェックし、成長のヒントを得る。
理想の姿を思い描くことで、方向性が明確になり、自分がどうありたいか、行動の指針ができたりしますね。
メンターや仲間を作る
一人で頑張るのも大事ですが、誰かと一緒に取り組むことで、励まし合いながら成長できます。メンターや仲間の存在は、モチベーション維持にもつながります。
「一緒に頑張ろう!」と言える環境を作る。
「既に経験のある人」にアドバイスを求める。
一人では続かないことも、仲間がいることで長く続けられたりします。
環境を整える
どんなに前向きに考えようとしても、ネガティブな情報ばかり入ってくると、やる気が削がれてしまいます。逆に、ポジティブな環境を整えると、自然と前向きな行動がしやすくなります。
「やる気を削ぐ環境」を避ける。
「自分が前向きになれる場所や時間を確保」する。
ポジティブな環境を整えることで、前向きな気持ちが持続し、行動に移しやすくなります。


劣等感は、自分が成長したいと願うサイン。「どうせ無理…」とその感情を否定するのではなく、「どうしたらできる?」と根本の自分に向ける一言から変えてみることが結果的に大きな変化に繋がります。
お互いに励まし合い、成長し合える環境を作れば、劣等感は原動力になり、自分の魅力へと変わっていきます。
私自身もまだまだ取組中。完璧になんて程遠いです。
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