彼の「好き」が冷めない女性の秘密 ~不安な恋愛はもう終わり!~

恋が始まったころは、誰だって「大好き」「ずっと一緒にいたい」と思うもの。
でも、時間が経つにつれて「最近、彼の態度がそっけないかも…」「もう私のこと好きじゃないのかな?」と不安になることって、ありませんか?

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

すぐ恋が終わってしまう。
一方、どれだけ時間が経っても、彼からずっと大切にされている女性がいるのも事実。
その違いって何なのでしょう?

今日は、彼の「好き」が冷めない女性の秘密について、心理学の視点と、実際のケースを交えてお話ししてみますね。

目次

彼に尽くしていたのに、冷められた女性

カウンセリングでよく伺うご相談のひとつに、こんなお話があります。

彼にちゃんと愛されたいと思って、毎日連絡をして、好みに合わせて、空いた時間は全部彼に使ってたんです。

一緒にいるときは楽しいし、連絡があれば嬉しい。

でも、ある日ふと思っちゃったんです、「なんで彼はこんなに冷たいんだろう?」って。

彼に気に入られようと頑張っていた彼女は、いつの間にか「彼の好みに合わせる私を演じていたことに気づきました。

彼に愛されたい、彼に好かれたい、って思うと、彼の好みに合わせて、彼色に染まろうと、自分を演じちゃうってこと、しちゃいませんか?

私もね、たくさんやったことあるんですよね。
それが楽しかった時期もあるし、全部が全部悪いわけじゃないんですよね。

でもね、これをしていると、どこかのポイントで確実に無理が生じてくるんです。
自分が苦しくて辛くて寂しくて空しくなる。
明らかに、彼と一緒にいる時に笑っていない、笑顔の欠片もない自分を見つける。

そうなると、実は自分自身がもうSOSを出している状態なんですよね。

このやり方は本当の「愛される秘訣」ではなかったんです。

心理学の視点:恋が冷めない関係には「自律性」がある

人が「心から満足している」と感じるときには、3つの要素が必要だと言われています。

1. 自律性:自分で選び、動いている感覚
2. 有能感:ちゃんと役に立っている感覚
3. 関係性:相手とつながっている感覚

    特に恋愛で大切なのは「自律性」。

    「彼にこう言われたからやる」
    「嫌われたくないから合わせる」

    という動機ばかりでは、自分らしさが置き去りになってしまいます。

    自分ばかりが相手に合わせて、「これだけ私はあなたに合わせてるんだから、あなたは私を捨てずにちゃんと愛してよ!」って期待が乗っかります。

    すると、自分の思うように愛してくれない彼に出会うと無性に腹が立ったり悲しくなったり…「愛されている感」を感じられなくなるんです。

    そして日頃の自分の我慢で既に余裕なんて無い上に、彼の「酷い」態度がまるで

    自分にだけ冷たい、と感じたり、
    大切にされていない、と感じたり、
    愛されていない、と感じたり、

    とても心が冷えて悲しい感覚を感じちゃうんですよね。

    すると、自分だけじゃなく、相手もだんだんと苦しくなってしまうんです。

    彼は彼で、どれだけ彼女を好きだとしても、大好きな彼女の笑顔が自分といるとどんどん消えていくのを見ているのです。
    「俺が彼女を悲しませる存在なのかな…」
    そう感じると、心根が優しい人であれば、彼女から離れた方がお互いのためだと思うんですよね。

    でもほとんどの場合、男性はそんな自分の優しい気持ちに気付くよりも、自分をもっと悪い存在だと感じていることが多いので、自分を苦しめる彼女を「重い」「窮屈」と捉えてしまっている、と彼本人は思っているんです。

    男性も女性も、自分を責める気持ちが強い時ほど相手を悪者にして相手を責めるんですよ。

    だって相手を責めている時は、自分の傷みをそれ以上痛めつけなくて済む瞬間ですからね。

    ここに気付くには、自分を責めるのを一旦ストップするってとっても大事なんです。
    自分を責めるのを一旦ストップする時は、相手を責めるのもストップです。

    これができるのは、自分だけなんです。
    自分で、「とにかく一旦、自分も相手も責めるのをストップしてみよう!」って決めるだけ。

    彼の「好き」が続く女性は、こんなふうに自然体

    ケース①:「自分の世界」を大切にしている

    30代前半のAさんは、付き合って3年目の彼といまだに仲が良いことで、周囲から羨ましがられる存在。

    彼女はこう話していました。

    彼と会うのも大切だけど、
    自分の趣味の時間や友達との約束もちゃんと守るんです。

    昔は、彼一番で、彼に呼ばれればどこにでも、何時でも行っちゃうようなことしてたんです。呼ばれれば愛されてるのかな、って嬉しくなっちゃって行くんですけど、本当は全然大切にされてるわけじゃなかったんですよね。

    私がもう精神的にまいっちゃって、カウンセリングとかでひたすら自分を大切にするってことを取り組んだ時期があったんです。

    今は、彼と一緒にいるときは、彼一番で思いっきり楽しんで、離れている時間は、自分の仕事とか、趣味とか、友達とか、自分の好きなことも大切にできるようになってきたんです。

    そのほうが、彼と会ったときに話すことが増えるし、
    彼も私を追ってくれる気がして

    Aさんは、自分の生活や心の軸をちゃんと持っているんです。
    それが彼にとっても、居心地のいい「尊重し合える関係」につながっているのでしょう。

    ケース②:「ありがとう」がちゃんと言える

    別のBさんは、何気ないことで「ありがとう」を口にするのがとても自然な人。
    コンビニに寄ってくれただけでも、「わざわざ寄ってくれてありがとう」とにっこり。

    昔は、彼がやってくれることが当たり前、って思ってたんです。
    彼がやってくれることで、自分は愛されてる、って実感したかったんですよね。

    でも、私の態度が横柄だったから、すごい喧嘩もたくさんして、結局フラれちゃったんです。

    心理学とか学んで、心の癒しとかしていくうちに、彼がしてくれるとっても些細なことが、なんだかすごく特別で愛おしく思えるようになって、どれほど自分が愛されているのかって感じて、感動しちゃったんですよね。

    だから、いちいち小さいことでも「ありがとう」とか「嬉しい」って言えるようになったんですよね。言い始めると、こんな風に伝えられている自分がとっても好きだなって思うんです。

    最初はすごく恥ずかしかったんですけどね、言い慣れてなさ過ぎて(笑)

    Bさんのおっしゃる通り、最初は慣れてないと、すごく自分の言葉に違和感とか恥ずかしさとか出るんですよね。
    でもそれすらも、Bさんは彼とのコミュニケーションとして伝えていたんです。
    「言い慣れていないから、ぎこちなく聞こえるかもしれないけれど、嬉しい、ありがとう。」って。

    そんなこと言われちゃうと、彼も嬉しくなって「またやってあげよう」と思うようになっちゃうんですよね。

    心理学でも、感謝の気持ちを伝えることはポジティブな感情を強めるとされています。
    人は感謝される関係に安心し、長く一緒にいたいと感じやすいのです。

    「一緒にいてラク」が、長く愛される理由

    こんなことを今書いている私ですが、お恥ずかしながら昔は「『一緒にいて楽』なんて言われるの、絶対イヤ!だって手抜いてるってことじゃん!」って真剣に思ってましたよ。だから必死にいろいろ頑張ってたんです。そのおかげで、いろいろとできるようになったことも多いんですけどね。

    当時耐えて耐えて耐えまくって頑張っていた自分に感謝ですね。

    さて、彼の「好き」が冷めない女性って、実は「尽くす人」よりも「自分らしくそこにいる人」なんです。

     自分を持っている
     気持ちを伝えられる
     相手を尊重できる

    この3つのバランスが取れている女性は、無理をしないからこそ、相手にも「ラクだな」「ずっと一緒にいたいな」と思われやすいのです。

    あなたが「あなたらしくいられる瞬間」は?

    最後に――

    恋愛って、相手に好きでいてもらうことが目的じゃない、って私は思うんです。

    自分に誰かを本気で愛させてあげる。
    大好きな人に「大好き」って自分に言わせてあげる。

    そんな自分を思いっきり楽しんで
    自分が、好きな自分でいられること

    なんじゃないかなって、私は思うんです。

    だって、恋愛していれば、幸せな瞬間はたくさんあるでしょうけれど
    辛い瞬間、悲しい瞬間、腹が立つ瞬間だって、ゼロにはならないですよね。

    相手はロボットじゃなく、生身の人だから、コントロールができるわけじゃない。

    でも、そんな相手に何か惹かれ、そんな相手と一緒にいたいって思うわけだから、
    その選んだ相手との関係性を良くするも悪くするも自分の心持次第なんだと思うんですね。

    そのためには、まずは自分がひとりの時でも「好きな自分でいる」ってとっても大事。
    それが、大好きな彼との時間を、心地よく長続きする関係のカギになるんです。

    今、あなたはどんなときに「自分らしいな」って思えますか?
    その感覚を大切にすることが、彼の「好き」が冷めない秘訣になるかもしれませんよ。

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