周りから反対される恋愛に、心が揺れる

「彼はやめたほうがいい」

そう言われるたび、わたしの気持ちはどこへ向かうのだろう…

「彼のこと、どう思う？」
勇気を出して友達や親に相談してみたら、返ってきた言葉は、

「やめたほうがいいと思う」
「もっと他にいい人いるよ」
「それ、幸せになれないパターンじゃない？」

そんな周囲の“正しそうな言葉”に、自分の心はますます混乱していく。

「私の目が間違ってるの？」
「でも、やっぱり彼のことが好きなのよね…」

今日は、そんな“誰にもわかってもらえない恋”に苦しむあなたのために、
少しだけ心の奥にある声を、いっしょに見つめていけたらと思います。

周囲に反対されるには、理由がある

まず、冷静に見てみましょう。
周りが反対する恋には、それなりの理由があります。

 　彼の言動に違和感がある
 　あなたが無理をしているように見える
 　長い目で見たときに、あなたが幸せになれるとは思えない

それはきっと、あなたを大切に想っているからこそ出てくる言葉たち。
そして実は、あなた自身の心のどこかにも、同じ違和感があるのではないでしょうか？

でも、だからといって「別れよう」と簡単に思えるわけじゃない。

むしろその“違和感”を知っているからこそ、
別れるという選択をするよりも、もっと深く、苦しい“モヤモヤ”が生まれてしまうのです。

「やめたほうがいい」と言われるほど、なぜ諦められなくなるのか

「彼のことを好きな自分」を否定されたようで、
「そんな恋愛する私」が、間違っていると突きつけられたようで。

だからこそ、心の中でこう叫んでしまう。

「私の気持ちはどうなるの？」
「好きになった気持ちは、そんなに悪いものなの？」

そうなんです。
周囲の意見がどれだけ“正しそう”でも、
あなたが恋をしたその気持ちは、どこにも間違いなんてないのです。

モヤモヤの正体は、「本音」と「現実」のズレかもしれない

あなたは、きっともう気づいている。
「彼のことを全部受け入れられていない自分」がいることを。

 　約束を守ってくれない彼
 　連絡の頻度がバラバラな彼
 　言葉で愛情を伝えてくれない彼

そんな彼の一部に、心のどこかで納得できていない。
だけど、それでも彼のそばにいたい。手を離したくない。

この「わかっているのに、離れられない」という感情が、
モヤモヤを生んでいるんです。

自分に問いかけてみよう「私は本当は、どうしたい？」

この問いは、とてもシンプルでありながら、とても難しい。

「別れたほうがいいのかな」ではなく、
「私が本当に欲しいものは何？」と、優しく聞いてあげてほしいんです。

 　安心できるパートナーシップが欲しいのか
 　ただ“寂しさ”を埋めたくてしがみついているのか
 　自分の価値を確かめたくて追いかけてしまっているのか

その恋が、あなたを満たしているのか？それとも、削っているのか？

それを見つめていくことが、本当の意味で“自分を幸せにする選択”につながっていきます。

彼の“どこ”に違和感があるのか。それは、あなたを不幸にする要素？

もうひとつ、大切な視点があります。
彼の「受け入れられないところ」は、あなたを苦しめる原因になっていないでしょうか。

たとえば、こんな違和感──

 　大切にされている実感が持てない
 　自分ばかりが我慢している気がする
 　未来が見えない

それは一時的な不安？それとも、ずっと続くもの？
そこを見極めることが、自分を大切にするカギになります。

「周りにどう見えるか」ではなく、「私はどんな関係を築きたいか」

恋愛は、他人の正解ではなく、“自分の価値観”がベースになります。

 　私は、どんなふうに愛されたい？
 　私は、どんな関係を心地よいと思える？
 　一緒にいて、自分らしくいられる相手ってどんな人？

誰に何を言われても、「私はこう思う」と言えるようになるには、
まず自分自身が、自分の本音に耳を傾けることが必要なんです。

あなたの選択が、あなた自身を幸せにできるものでありますように

どんな恋にも、正解の答えはありません。
「ダメな恋」「良い恋」と他人が判断することではなく、
あなたの中で「これは私にとって、どうなんだろう？」と考えていくことが、
一番大切なプロセスです。

周りに反対された恋が、結果として幸せにつながることもあります。
反対されて気づいたことが、あなたをより良い未来に導いてくれることもあります。

どうか、今この瞬間の自分の気持ちを否定せず、
丁寧に、優しく、見つめてあげてください。

最後に─あなたが、あなた自身を信じられるように

恋をすることは、時に痛みを伴うかもしれません。
でも、その痛みの中に、あなたの大切な感情や価値観が詰まっていたりもします。

「どうしたらいいかわからない」と思ったときは、
まずは“自分の心にちゃんと向き合うこと”から始めてみてください。

あなたがどんな答えを選んでも、
それがあなたの本音から出た選択であるなら、きっと間違いではありません。

心から、応援しています。

もしひとりで悩んでいらっしゃるのであれば、
お話しに来てみてくださいね。

一緒にあなたの心の奥を見ていきましょうね。

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