結婚したいのか、したくないのか、わからない

「結婚したいのか、したくないのか、わからない」
これって、実はとても自然な感覚なんですよね。

だって、「結婚」は
ただの制度じゃなくて、人生の価値観を問うことでもありますよね。

「したい／したくない」の前に大事なこと

結婚について迷っている時、多くの人が

「私は結婚したい人間なんだろうか？」
「一生一人かもって思うと怖い」
「でも、結婚に縛られたくない気もする」

といった「答えを出さなきゃ」に焦りますよね。

で、自分の怖れや、でも自由を手放したくない感じや…
そんなのをいろいろと考えていると、どんどん迷宮入りをする…。

すると、相手がいる場合なら、結婚を決めてくれない相手にイラついたり
相手がいない場合であれば、婚活が上手くいかない状況にウンザリしてしまったり
結婚できない自分がダメなんじゃないかって思ったり…

でも本当に必要なのは、
「自分にとっての幸せって、どんな形なんだろう？」って問いかけなのかもしれませんよね。

結婚はその“幸せの手段”の一つであって、目的そのものじゃないですよね。

答えを見つけるための視点

結婚したいかどうかは、感情と価値観の両面から見ると見えやすくなるのかもしれませんね。

①「結婚」という言葉に、どんなイメージがある？

「結婚」と聞いたとき、あなたは何を想像しますか？

ワクワクする？　
重たい？　
安心？　
窮屈？

あなたは「結婚」と聞くと、どんなイメージを持っているでしょう？

そして、出てきたイメージをちょっと見てみて欲しいのです。
それは、あなた自身が抱いているイメージなのでしょうか？
それとも、親の価値観が強く影響してはいないでしょうか？

無意識に「こうでなきゃ」「これが普通」と思っている部分に、他人の価値観が入り込んでいないかチェックしてみると、実は自分自身が感じていることって案外違うっていうのに気づくかもしれません。

② どんなパートナーシップが、自分を一番心地よくさせる？

あなたが心地よくいられるパートナーシップって、どんな形でしょう？

毎日一緒に暮らすのが理想？
ある程度の距離感があった方が心が落ち着く？
自由と安定、どちらをより重視したい？

これらはもしかすると「結婚」じゃなくても実現できることかもしれないし、
逆に結婚という枠の中でこそ得られる安心かもしれないですよね。

③ “誰かと人生を分かち合いたい”という気持ちはある？

結婚って、人生を誰かと共にする、という覚悟でもありますよね。

喜びも苦しみも、一緒に味わいたい相手がほしい？
それとも「自分自身の人生を深く追求すること」の方が好き？

結婚を考える前に「誰かと人生を組む覚悟」があるかどうかを感じてみると、自分の準備度も見えてくるのかもしれませんね。

正解は「今のあなたの心の中」にしかない

結婚って、
“するか・しないか”の二択じゃなくて、

• 「この人と、どんな未来を築きたいか」
• 「どんな形が、私にとっての“愛の安心”になるか」

という問いに置き換えてみると、
“自分にとっての人生の答え”が、少しずつ浮かび上がってくるかもしれませんよ。

迷っているうちは、無理に答えを出さなくていい

むしろ「わからない」と感じていることは、

自分の心の声を、ちゃんと聴こうとしているからこそ出てくる迷いでもありますよね。

だから、焦らなくて大丈夫。

問いを持っていることそのものが、もう「自分に誠実」である証拠です。

必要なのは、「答えを出す」ことよりも、
「今の私が、何を感じてる？」を丁寧に知ってあげること。

それをくり返していけば、
「結婚したいかどうか」ではなく、
「自分はどんなふうに人と生きたいか」が、きっと見えてきます。

あなたの歩調で、大丈夫。
そんなあなたをいつも応援しています。