不妊治療という経験を通して得たギフト-2-

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

リナの軌跡

と題して、青山リナという人物がどんな人なのか、知っていただくシリーズを作ってみようと考えました。
過去の失態や、恥ずかしい話、この人大丈夫?なんて思われそうな内容もあるかもしれませんが、何か読んでいただいている方のヒントや笑顔、元気や安心感などに繋がればいいかな、と思い、綴ってみます。
あたたかい気持ちで読んでいただけると嬉しいです。

よろしければ、お付き合いくださいませ。

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4回シリーズでお届けしています。
1がまだの方、まずは1をどうぞ。

スイートピー

毎日同じ時間に薬を投与し、毎日同じ時間に病院へ通い、注射を打ち、あの検査、この検査と大して良くも無い結果が出るたびにお金だけは湯水のごとく出て行く。

私は、初めに想像していた以上に心も身体もしんどかったです。

卵子は卵巣内で充分に成熟させた状態でなければ取出しても無駄になってしまいます。また、逆に、育ち過ぎて卵巣から飛び出して排卵してしまったらもう採卵できません。ギリギリのタイミングで取り出す必要があります。

そしてやっと、なんとか卵子も十分に育ち、明日、採卵しましょう、という日の夜、離婚話が持ち上がりました。
夫が離婚したい、と言い出しました。

私は寝耳に水でした。

なんで今!?
どうして今日!?

夫が本当にどうしようもない人間に思えました。
話し合いの結果、採卵は延ばすことができないので、離婚問題は保留になり、翌日の採卵は決行することとなりました。

スイートピー

無事、採卵も済み、かろうじて採れた卵子が培養士の手に助けられ、受精されました。
無事受精できたかどうかは培養士の方からの電話で知らされるので、とにかく電話待ちです。もう祈るしかありません。

「無事受精しましたよ。」
その一言がどれほどの安堵と、喜びと、救いだったことでしょう。

でもこれだけではまだ終わりません。
この後、受精卵は培養されます。
受精卵が細胞分裂を始めなければいけないのです。

体内と似た環境の機械の中で、受精卵が自分の力で細胞分裂するのです。
受精卵の中で組織が2細胞に、そこから4細胞、そして8細胞と日を追うごとに分裂していきます。その分裂が上手くいかなければ、受精卵は赤ちゃんになるためにうまく育っていない、ということになります。(これらは私の個人的な経験の元の話であり、医療の専門家ではないので医療に関しての詳しい話は医師にご相談くださいね。)

これも状況を培養士さんが逐一電話で知らせてくれました。

「細胞分裂、上手くいっていますよ。」

どれほどこの言葉を待ち望んでいたことでしょう。

どうか、上手く育ちますように。
どうかどうか、上手く育ちますように。

こればかりは、自分の手では、何も、本当に何もできないのです。

とにかく、願うこと、祈ること、もうそれしかできないのです。

なんと無力なのでしょう。

スイートピー

結局、今現在、私には子供がいません。

夫とは離婚しました。

不妊治療の経過を経て、当時私が欲しかったものは何も手に入らなかった、どころか、失ったものの方が多いのです、物理的には。

お金も消えた
夫とも離婚した
望んだ子供は授からなかった

でも、この不妊治療を通して、
私は2つ、
カタチは無いけれど、

とても大きなギフトを得ました。

to be continued…

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スイートピー

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