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カウンセリングサービスの青山リナです。
恋愛関係で本当の絆を築くためには、まず自分自身を理解し、受け入れることが欠かせません。この記事では、自分軸を築き、相手との深い絆を生むためのコミュニケーションの重要性に焦点を当てます。恋愛において、真の自己を伝えることがどれほど大切か、そしてその土台となる自分軸の構築法について探ります。
1. 自己表現の重要性
自分の考えや感情をオープンに伝えることで、相手に自分を理解してもらいやすくなります。
自分の考えや感情をオープンに伝えようとすると、相手からどう思われるだろう?こんなこと言って嫌われないだろうか?なんてことが頭をよぎったりします。その想いが強すぎると、相手次第で自分の考えや感情を変えなければならない状態になってしまいます。相手の顔色を伺う、という状態ですね。
そこで必要になってくるのが、自分軸を持つ、ということ。
自分軸を持つことは、自分の価値観や信念をはっきりと理解し、それを他者に伝える力を指します。自分が何を好きなのか、何に興味があって、どんなことに心動かされるのか。
自分が大切にしていることや夢中になっていることを相手に伝えることで、自分をより深く理解してもらえます。これは、個々のパズルピースがはまり合うような、誠実で素直なコミュニケーションの土台を築く一環です。自分軸を持つことで、相手に安定感や魅力を感じさせることができます。
例えば、趣味や仕事において自分がどれほど情熱を持っているかを伝えることで、相手はあなたの真剣な一面を見ることができます。何かに対して、熱心に、真剣に、想いを語っているあなたはとてもキラキラと魅力的に見えるはずです。
2. 共感と理解
相手の気持ちや経験に共感し、理解を示すことで、深い絆が生まれます。
パートナーとの深い絆は、お互いの気持ちや経験に共感し、理解し合うことから芽生えます。
その前提として自分自身を愛し、自分を大切にすることが不可欠です。
自分の弱さや過去の挫折、傷ついた感情などが、まだ大きな痛みとして自分の中に残っている場合、少しでもその痛みを刺激されない関係を選びがちになります。
例えば浮気された経験があって、それがずっと許せない痛みとして残ったままの状態だと、浮気しない人、という前提で相手を選んだりします。
これの何が問題かというと、この前提条件は、男は浮気するよね、という前提条件の中での、浮気しない人、に心が傾いている、ということ。
この状態でお付き合いすると、相手が仕事で遅くなる日が続いていたり、数日LINEが来なかったりすると、また浮気されたんじゃないか、と不安になってしまったりします。そうなると、彼に対して、浮気しているんじゃないか?という目で見てしまったり、疑って問い詰めたりしてしまう、ということが起きます。
相手が、そんなに心配してくれているのがカワイイ、と思えているうちは良いですが、だんだんと、信頼されていない、という想いが芽生え始めてしまう危険性があり、信頼されていない、と強く感じると、本当に浮気してしまったり、関係性が続かなくなってしまったり、という、本末転倒な出来事が起こってしまう結果を招いたりするのです。
ほら結局男って、浮気するじゃない!
なんてことにならないために、自分を愛する、ということがとても大切になってきます。
自分を愛する、自分を大切にする、とは、自分の弱さや過去の挫折、心の傷などを受け入れ、まずはそれを癒していくこと。誰のためでもなく、自分自身のためです。
自分で自分を受け入れる、ということができるようになると、自分を愛している分だけ、相手をも愛し大切にすることができます。それは、相手の弱さにも理解と共感ができるでしょうし、相手を信頼し、相手の素晴らしさも正当に評価できるようになります。
これができると、会話の中で変に自分を隠さなきゃ、と思う気持ちも減ってきますし、自分を変に卑下する言葉が減ってきます。逆に、相手に相手の魅力を伝える言葉や称賛する言葉が増えてきます。
自分を大切にすることは、相手にも自分を大切にしてもらう第一歩です。
自分を愛し、相手との共感を大切にすることで、深い絆が築かれ、良い関係が実現します。自分軸を持つことは、お互いにとっての心の支えとなり、信頼感を生み出します。これから先の素敵な出会いと、深まる恋愛に向けて、自分の内なる力を信じてみてください。