【潜在意識と無意識がつくる“心のクセ”シリーズ③】愛されたいのに愛されない理由|愛を受け取れない人が知らない「心のブレーキ」

「愛されたいのに、うまく受け取れない」
「優しくされると、なぜか落ち着かない」
「本当は“ありがとう”って言いたいのに、心が固まる」

そんなふうに感じたこと、ありませんか?

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

頭では「愛されたい」「優しくされたい」ってちゃんと願っているのに、
いざそれが目の前に現れると、なぜか受け取れない。
そんな自分に気づくとき、心の奥ではとても混乱しているんです。

「どうして私は、同じことでイライラしたり、モヤモヤしてしまうんだろう?」
そんなふうに感じたことがあるあなたへ。

今回のテーマは【潜在意識と無意識がつくる“心のクセ”】。
私たちの行動や感情の多くは、無意識のうちに潜在意識に左右されています。
その影響は恋愛だけでなく、職場や友人関係、日常のささいな選択にも密接に関わっているんです。

この6回シリーズでは、潜在意識のしくみをやさしく紐解きながら、
「なるほど、私の反応ってこういうことだったんだ」と気づけるヒントをお届けします。
気づくことで思考が変わり、行動が変わり、毎日を少しずつ軽く、心地よくすることができるのです。

恋愛に限らず、日常のあらゆる場面で役立つ内容なので、
「これ、私にも当てはまるかも」と感じた方に、きっと響くテーマです。

【シリーズ①】潜在意識って何?|あなたの無意識が作るイライラ・行動のクセ
【シリーズ②】人に合わせすぎて苦しくなる理由|頑張り屋さんの潜在意識が教えてくれること

目次

■ 顕在意識と潜在意識のズレ

顕在意識では「私は愛されるべき存在」と思っている。
でもその裏にある潜在意識では、「私は愛されていない」「私は大切にされていない」と感じている。

この“ズレ”こそが、愛を受け取れなくしている原因なんです。

たとえば、彼にもっと優しくしてほしい、もっと大切にしてほしいと願うとき。
その気持ちは自然で、誰にでもあるものだけれど、
その奥には「今の私は大切にされていない」という痛みが隠れているんです。

つまり、「愛してほしい」と願うほど、
「私は愛されていない」という前提が強化されていくんです。

■ なぜそんな前提ができたのか?

それは、子どものころの体験が関係していることが多いんです。

小さい頃、
「頑張ったときだけ褒められた」
「いい子にしていないと嫌われる気がした」
「泣いたり甘えたりすると、うるさいって言われた」

そんな記憶が積み重なると、
“愛されるには条件がある”という感覚が、心の奥に刷り込まれていくんです。

「私はそのままでは愛されない」
「頑張らないと大切にされない」
「失敗したら、嫌われる」

そう感じながら生きてきたら、いつの間にか
“受け取る”ことが怖くなるのです。

なぜなら、受け取るとは「そのままの自分で愛される」ことだから。
それは、過去の痛みをもう一度感じるような、怖いことでもあるんです。

■ 愛を試してしまう、受け取れない心の動き

だからあなたが彼に「もっと愛して」「もっと大切にして」と言いたくなるのは、
実はとても自然なことなんです。

それは“足りない”というより、
“怖くて信じきれない”心の反応なんです。

「ちゃんと愛してくれるの?」
「この人は、私を本当に大切にしてくれるの?」

そう思うほど、相手を“試すような言動”が増えてしまうのです。
本当は愛されたいのに、
相手を疑いながら、距離を取ってしまうのです。

そして、相手に少しでも冷たくされたと感じると、
「やっぱり私なんて愛されない」と確信が強くなる。

これが、潜在意識が作る“愛を受け取れないループ”なんです。

■ 無意識の中で起きていること

心の奥では、こんなメッセージが流れている。

「私は愛される価値がない」
「私を大切にする人なんていない」

でも、この信じ込みは“真実”ではないんです。
過去の体験から「そう信じたほうが安全だった」と感じているだけなのです。

愛を受け取れない人ほど、
人を喜ばせようとするし、
人を幸せにしようとする。
本当は、誰よりも“愛の人”なんだ。

ただ、その愛を外に向けすぎてしまっただけ。
その結果、自分に向ける愛が減りすぎてしまったんですよね。

■ 相手を「認めてくれる道具」にしてしまうとき

「私を愛して」
「私を認めて」

そう願いすぎると、
気づかないうちに、
相手を“自分の価値を証明するための道具”として見てしまうことがあるんです。

彼の優しさが足りないと怒り、
彼の言葉が冷たいと泣く。

でもその根っこにあるのは、
「私をちゃんと見てほしい」「私を大切にしてほしい」という切実な願い。

それは“弱さ”じゃなくて、
ずっと認めてもらえなかった小さなあなたのSOSなんです。
「私はここにいるよ」って叫んでいるだけなんですよ。

■ 愛を受け取る第一歩

じゃあ、どうしたら受け取れるようになるのか。
その答えは、とてもシンプルです。

それは、自分で自分を大切に扱うこと

自分を後回しにしない。
疲れたら、少し休む。
誰かの期待に合わせて無理をしない。

そんな小さな積み重ねの中で、
心が少しずつ「私は大切にされていいんだ」と思い出していくんです。

自分を大切にすることは、
「私は人として尊重される存在だ」と潜在意識に教えていく行為なんです。

その積み重ねが、
“愛を受け取る器”をゆっくり広げてくれるんです。

■ 最後に

愛されたいのに受け取れない。
そんな自分を責めなくていいんです。

それは、あなたが“愛を求める力”を失っていない証拠。
本当は、ずっと愛を知っているからこそ、
受け取れなかった痛みを覚えているんです。

あなたの中の“受け取れない私”は、
まだ少し怖がっているだけ。
でも、その子はあなたの中で、
「やっと気づいてもらえた」とほっと息をつく日を待っています。

■ 次回予告

次回は、さらにその奥にある
「親密さへの怖れ」について、もう少し掘り下げていきましょう。

なぜ“近づくと怖くなる”のか。
どうして“優しい人ほど疑ってしまう”のか。
その心の仕組みを、一緒に見ていきましょうね。

この【潜在意識と無意識がつくる“心のクセ”】シリーズは、毎週火曜と金曜、全6回のシリーズでお届けしています。

【シリーズ①】潜在意識って何?|あなたの無意識が作るイライラ・行動のクセ
【シリーズ②】人に合わせすぎて苦しくなる理由|頑張り屋さんの潜在意識が教えてくれること

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