自分の中の、小さな弱き自分自身を見つけてみる。　～ハートブレイクを癒しましょ～

今日も読んでくださってありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

私たちは成長過程で誰しもが、一度はハートブレイク、傷ついた経験をするんですね。

今までなんでもしてくれていたお母さんが、ある日突然、自分で出来るでしょ、と手放した。
手放された子ども側は、え？なんで？どうしてやってくれないの？そんなショックを受ける。それはもしかしたら、自分が捨てられたように感じるかもしれませんし、もう愛されていないように感じるかもしれません。

そこにある理由は、大きくなったら、あの時お母さん、余裕無かったんだな、と思うのかもしれないし、可愛い子には旅をさせろというように、自分で出来るように手を放してくれたんだな、と思うのかもしれない。

もちろん、傷ついた経験をしたからって、いえ、むしろ、傷ついた経験をしたからこそ、必死で1人で頑張ってやってきた。もう二度と傷つくもんか、なんて思いながら、なんでも自分1人で出来るよう、頑張ってきた。その結果の今がある。

だからこそ、今は人になんて頼らなくたって、特に困らないし、むしろ周りの人たちは甘えてるな～、なんて見えてしまう。

どんな理由であれ、あの当時、あの瞬間、傷ついた心が、今でもまだ、傷のまま、痛みのまま、放置されているのだとしたら、もしかすると今、不満や苦しみ、なんで私がこんな目に！？というような出来事が自分だけに多々降りかかっている、そんな理不尽さを感じることが思いのほか多い日々を送っていらっしゃるかもしれません。

パートナーと一緒にいても、なんだか自分だけが損させられているような、我慢させられているような、あの人は好き勝手で良いわよね。でもなんで私はあの人の尻拭いまでしなきゃいけないの？私は家政婦でも無ければ奴隷でもない！なんて怒りが湧いてきたり。

職場の上司や先輩には、なんだか自分だけが面倒を押し付けられているような…私が正しいのに、そんなやり方では効率悪いのに、私の意見は採用されないし、効率悪いやり方続けているのはあっちの方なのに、私にだけ面倒を押し付けてくるってどういうこと？なんて理不尽さを感じたり。

親や兄弟は、人の話を聞いているのかいないのか、私が何か役に立つかと思ってアドバイスしようとすると、ハイハイ、って聞き流すだけだし。そのくせ都合の良い時だけは親なんだから、とか、調子のいい事を言ってくる。なんで私がこんなに振り回されなきゃいけないのよ！

もしもそんな、なんで私が！って想いを頻繁に感じていらっしゃるのだとしたら、カギは自分の中の、傷ついたままでいる小さな弱き自分自身かもしれません。

そんな小さな弱き自分自身を、強く立派になった自分が一生懸命守ろうとしているのでは？

どちらの存在も、大切な愛すべきあなた自身。
どちらの存在も、愛おしいあなた自身。

自分自身に、本当にしたいことをさせてあげてみませんか？