夫の浮気を見抜く方法ありますか？　～疑いが止まらない時～

彼の浮気、夫の浮気、疑ったことありますか？

疑い始めると、その疑いはどんどん膨らみますよね。
安心したくて、夫にかまをかけるようなことを言ってみると、安心するどころか、余計に疑わしい想いが増幅したり、一緒にいても全ての行動が怪しく思えてくるし、禁断のスマホでも覗こうものなら、何かが見つかろうが見つからなかろうが、覗くことがやめられなくなってしまう。

浮気していない証拠を見つけたかったのに、結局裏切られている証拠を見つけてしまうか、見つからなかったら安心するどころか、ここじゃないどこか別のところに…と、浮気している前提、裏切られている前提で、必死に自分が望んでいない証拠を探している、という罠に自分がハマってしまうんですね。

見つけたら、どうする？

その固い決意があるなら、疑わしい浮気は探偵を付けてでも見つけた方が良いのかもしれません。

別れる、と心に決めているのであれば。

そうでなければ、苦しいですよね…実際になにか証拠が上がってきたとしても、それ自体も逃れられない現実を突きつけられるでしょうし、もっと苦しいのは、疑って夫の背後で探っている自分に対して、罪悪感を抱えてしまうこと。

実際に悪いことをしているかどうかは誰にもジャッジできるものではないですし、本当に夫の浮気の証拠が上がってきたら、夫が悪いことをしているのだから、それを見つけて何が悪い！と思うでしょう。

しかしそれでも、複雑な想い、罪悪感って残るものです。

探らなければ何か違ったんだろうか？
見つけなければもっと上手くやっていけたんだろうか。

というように、自分自身をも苦しめることになってしまう。
自分で自分の苦しみを増やす結果となることだけは、無いと良いなと願うばかりです。

見つからなかったら、どうする？

そんな疑いを持ちながら、夫のスマホを開けてしまった…！

でも、明らかに浮気だ！と言い切れる証拠はないけれど

女性とのやり取りはあった。

すごくモヤモヤしますよね。
明らかに浮気！って証拠があったなら、スッキリするような気もするんだけど、そういうものは見つけられなかった。
でも、女性とのやり取りはあるみたい。他愛も無いものだけど、これってホントなの？

ここから発展するのか…もしかするとどっか別の場所で、見つからないように連絡取ってるんじゃ…！

何も決定的証拠が出てこなかったとしても、残念なことに、ほとんどの場合、疑いが消えることってないんですよね。

だから夫のスマホチェックって、1回じゃきっと終わらなくなってしまうんです。

しかも、スマホをチェックしてる、なんて夫には言えない。

そうなると、後ろめたさは大きくなるけれど、疑いも同じように大きくなる。
夫に対する罪悪感は膨れ上がるし、疑わしい夫に対する不安と寂しさと怒りも同時に膨れ上がるし、
何も浮気を決定づける証拠が出てこなかったとしても、自分で自分の苦しみを増やす結果を作り出してしまうことになるんです。

疑う心はどこからやってくる？

心の世界では、疑う心って、夫が怪しくて疑っている、のではないと考えます。

自分自身が愛されることに対して疑いの気持ちが発生する、と考えます。

この想いにどこまで自覚があるかは、人それぞれ。
幼少期の経験や今までの過去の経験により、潜在意識的に、自分が愛されるわけがない、という思い込みを握りしめていることの方が多かったりします。

こんな私が愛されるわけがない。

この思い込みを握りしめていると、これが正しい、と私たちは証明したくなります。確証バイアスと言います。

自分は愛されるわけがない、と自分を疑う心、自己懐疑心により、夫が浮気している、夫が自分を裏切っている、という証拠になりそうなものばかりに意識が向くのです。

すると、夫はもっと妻にいい暮らしをさせたいと思い、本当に仕事が忙しくなっただけなのかもしれないし、セキュリティのためにスマホにロックをかけているだけかもしれない、夜遅くに妻を起こしたくないからコソコソとした動きになっているだけなのかもしれないけれど、妻はまさかそれが夫の自分に対する愛情…だなんて想いもしなかったりするんですよね。

自分の辞書に無いものは、信じられないんですよ。
私が愛される、というワードがセットされていない状態なんです。

愛される自分でいるために

ではどうしたら、愛される自分、を自分の辞書にセットできるのか。

自分を大切に扱う

まずは自分を大切に扱う、ということをしてみてください。

私たちは自分のフィルターを通して相手を見ます。
相手を疑っている時は、自分を疑っている時。

愛されない自分、を作り出しているのは、自分を愛することをしていない自分自身。

自分で自分を愛することがとても難しく感じる時ってあるんです。だからパーフェクトにできる必要はないですし、自分を愛することが難しいから、目の前の相手を愛する、ということをしても良いんです。

ただし、目の前の相手を愛する、時に注意が必要なのは、それが、自分を愛してもらう前提で、取引のような形になってしまうと、期待外れで終わってしまい、結局犠牲心だけが残る、ということが起きます。特に、自己肯定感が低い、と自分で感じている時は起こりやすい現象です。

上手くできなくても大丈夫、やってみる、という習慣を自分につけていけると良いですね。

以下、参考になるブログがあります。やり方などもいくつか載っていますので、ご覧になってみてくださいね。

愛されたことを思い出す

私たちは、今まで確実に誰かに愛されてきたからこそ、今生きているんですね。誰にも愛されなかったら、残念ながら、今ここに存在していることは不可能なのです。

ローマ帝国時代に、こんな実験があったそうです。
赤ちゃんを一切抱っこせずに育てる、という実験。
実験が終わらないうちに、赤ちゃんたちは死んでしまったそうです。

私たちは、誰しもが、どんな形であれ、愛されてきた過去があるんですね。それはもしかすると、欲しかった愛情の形ではなかったかもしれません。注がれた愛情が無かったわけではないんです。

その愛を受取るためには、相手が愛してくれているかどうか、ではなく、自分がその愛を受取るかどうか、なんですね。

自分が相手を愛したくない、と思っている時は、残念ながらどれほど相手が愛を注いでくれたとしても、受取ることができません。

しかし、自分が相手を愛する、と決めた時、きっと今まで受取ることのできなかった愛が、驚くほど降ってきます。

あなたは愛される存在。
あなたは愛されていい存在。

愛し愛される、ステキなパートナーシップを育んでいかれることを応援しています。