怒られてばかりの人生、もうやめたい!

いつも周りの人に、誰彼かまわず怒って当たり散らしている人がいる。

そんな時って、きっとその人の問題。

だから、そ~っとその場を離れる方がもしかしたら得策って時もあるのかも。

だけど…自分の周りには何故かいつもいつも怒る人がいる。

学生の時は、何故かいつも自分だけがいじめられていた。
仕事を始めたら、職場でいつも私だけ怒られている。
転職しても、最初は良いんだけど、また私だけいじめられて、怒鳴られて…。
彼氏にまでモラハラされて…。

なんで私ばっかりいつもいつも怒られてるの!?

もしかして、これって私のせいなの?

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

上手くいかない、似たようなシチュエーションに毎回毎回つまづくとすると、さすがに周りのせいじゃなくて、自分の問題かも…って思ってしまいますよね。

自分が悪い、というよりも、上手くいかないパターンを繰り返しちゃっているのかもしれません。

今日はそんな、「怒られてばかりの人生、もうやめたい!」って時にできること、お伝えしていきます。

目次

「怒られてばかりの人生、もうやめたい!」

まず初めに、大丈夫!

あなたが今感じているその苦しさや、いつも怒られることへのモヤモヤは、決してあなたが悪いから起こっているわけではありません。

それは、あなたの心の中で「あなたの怒り」をどう扱っていいか分からなくなっているサインなんです。

あなたの心の中で、怒りや不満を感じたとき、その感情をどう表現すればいいか分からなくて、つい押し込めてしまうこと、ありませんか?

でも、実はその押し込めた怒り、あなたの心の中で火種としてくすぶっていて、それを無視していると、ふとしたときにそれが煙となって外に漏れ出すイメージです。

例えば、あなたが何かに対してイライラしているのに、「私は怒ってないです」と思って我慢していると、無意識のうちに態度や言動にそれが現れて、周りがあなたのその態度や言動を見て「怒りの煙」に気づいてしまう。すると、相手がそれに反応して、怒り出してしまう。そんな仕組みができているんです。

でも、これってあなたが悪いわけじゃないんです。むしろ、その怒りを「どう表現するか」を学ぶチャンスなんですよ。

心の中の火種を認めることから始めよう

怒りを感じることは決して悪いことではないんです。

怒りを感じている状態って、感じている本人にとってはとてもイヤな感情だけれども、怒りは、自分が大切にしていることに対して不満や不安を感じている証拠なのです。

ポイントは、それをどう伝えるか。

怒りって、いきなりポッと発生するわけではないんです。

怒りは二次感情って言われていて、怒りを感じる時には、本当はその前に違う感情を感じているんです。

でもその前の感情、一次感情を感じたくなさ過ぎて、それを覆い隠すために、二次感情である怒りの感情を感じているんです。

じゃあ、最初の感じたくないっていう一時感情は何なのかって言うと

わかってほしい
助けてほしい
愛してほしい

って思い。

わかってもらえなくて
助けてもらえなくて
愛してもらえなくて

寂しい、悲しい…

って感情。

そんな感情感じちゃうと、心がとっても痛いんですよね。心が冷え切っちゃって、痛すぎちゃって、触れられなくなっちゃう。だから、怒りって感情を使って、感じたくない感情を覆い隠そうとするんだけれど、その怒りさえも感じたくない、認めたくない、って、どれほど心が傷んでいるのか…。

だからね、怒りを感じることは悪いことじゃないんだけれど、怒りさえも封じ込めようとしてしまう自分がどれほど必死で耐え続けているのか、っていうことを、まずは自分が認識してあげられると良いですよね。

そしてね、あなたが怒りを感じた時、それを押し込めて「怒ってないフリ」をしていると、その怒りはどんどん内側で膨れ上がります。そして、それが外に漏れ出すと、思いもよらぬ形で「怒られる」ことになってしまうんです。

自分の怒りを目の前の人がビジュアル化して見せてくれちゃっているような状態。

そこでまずやってみてほしいことは、勇気を持って「自分は今、イラッとしているんだな」と認めることから始めてみてください。

例えば、何か言われてムッとした時、「あれ?今、私ちょっとイラっとしてるな」と気づくだけで、心が少し軽くなります。自分の感情に気づくこと、それが最初のステップです。

怒りを「ありがとう」に変換する

そして次に、あなたが感じた怒りを「ありがとう」変換してみましょう。

ここはちょっと勇気が要るかもしれません。

だって現実として目の前に見える状態は、相手は怒ってくる側で、あなたは怒られる側なのだから、やっぱり怒ってくる側に何かを伝えるって勇気が要りますよね。

でもこれは、相手のため、というよりは、自分のため。
自分の世界を変えるため。
自分の世界を、自分がもっと生きやすくするため。
そんな風に思ってみてくださいね。

例えば、上司や同僚にあなたの仕事について少し厳しく指摘された時。
「あの時は、少しびっくりしたけど、後で考えると、私ももっとこうした方が良かったんだなって思いました。教えてくれてありがとうございます」とか。

パートナーの「キミはいつも自分の事ばかり!」って一言で、傷つけられた、って感じた時。
「あの言い方に少し驚いたけど、でも、あなたが想ってることを正直に言葉にしてくれて私に気付かせてくれて、良かった。ありがとう。」とか。

人って、最高の気分でハッピーな時に、「よし!怒りをぶちまけよう!」なんてことにはならないんですよね。

だから、怒ってくる側も、怒っているっていう状態は全然ハッピーなんかじゃないんです。

もちろん怒られる側だって全くハッピーじゃないですよね。

そこで、「ごめんなさい、こんな私でごめんなさい…」って自分が悪い、と縮こまって受け止めてしまうと、自分を責める罪悪感エネルギーが漏れ出てきます。

すると、怒っている側の「怒ってしまった罪悪感」と共鳴するから、余計罪悪感が大きくなっちゃって、怒る側に油を火に注ぐ状態ができちゃったりするんです。

だから、本当にイヤなことをされた時って「NO(ノー)」を伝えることって大事だけれど、自分の中の怒りに気付くと、そもそも人が「怒り」って感情を抱えることがすごくイヤに感じるってことに気付けるんです。

そこに気付けると、自分も怒りを手放したいって感じるし、相手にも怒りを抱えてもらいたくないって思えるんですね。

そして、そう思えたあなたにできることは、あなたから一歩前へ進む勇気。

怒りを「ありがとう」に変換する勇気。
その「ありがとう」を相手にちゃんと伝える勇気。

これが、自分自身も、相手をも認める関係性作り。

怒られてばかりの人生から抜け出す方法なんです。

だから、あなたは大丈夫

自分の中の怒りの火種が煙となって相手からヒュッと怒りとして出てしまう。この仕組みを、受動攻撃、と言います。

受動攻撃は、怖くて怒りを認められない小さな自分と、相手に理解してほしいという大きな自分とのせめぎ合いです。その両方を認めて受け入れて、少しずつ自分の心に素直に、率直に、自分の感情を表現していけば、怒られない日々はきっと訪れます。

あなたの感情を大切にして、それを相手にやさしく伝えること。それを実践すれば、怒られることは減って、むしろもっと素直で温かい関係が築けるようになります。

きっとここまで読んでくださったあなたは、ご自分の人生にとても真摯に向き合っている人。

だから、あなたは大丈夫!

あなたの感情も、あなた自身も、大切にしていきましょうね。

ひとりでやろうなんて思わなくても良いんです。
頼ってください。

あなたの人生が、今よりもっと明るく豊かに幸せになるように、
全力でお手伝いいたします。

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