Q＆A：現実が変わらないと自分を責めてしまいます。【潜在意識のチカラ】

「潜在意識を変えても現実が変わらない」と感じてしまうと、自分を責めたり、スピリチュアルそのものが嫌になってしまうこと、ありますよね。そんなときに大切にしてほしい視点をまとめました。

こちらの質問は、先日の【心理学入門講座】潜在意識のチカラ 〜思い込みを変えれば人生が変わる〜、でいただいたもの、にお答えしています。

私もとても似たようなことを思っていたので、とってもお気持ちよくわかります！

ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

ご質問を読んだ瞬間思いました。

「そうそう、そうだよね！」

って。

潜在意識だ何だって言ったって、現実変わってなきゃ何の意味もないじゃん！スピリチュアルなんて信用ならないし！

って、すごい思ってたんですよね。

① 潜在意識＝すぐ現実が変わる、ではない

まず最初にお伝えしたいのは、「潜在意識を変える＝すぐに現実が変わる」わけではない、ということ。

潜在意識ってお話しを聞くと、頭で、じゃあああした方が良い、こうした方が良いの違いない、っていっぱい自分をコントロールしようとするんですよね。

でもそれって、実は顕在意識がやっていること。

現実が変わるには
  思考が変わり
  感情が変わり
  行動が変わり
  結果が変わる
…というプロセスがあります。

土の中に種を植えても、すぐに花が咲くわけじゃないですよね。
芽が出るまでに根を張る時間が必要です。
見えないから「変わらない」と思ってしまうけれど、実はちゃんと前に進んでいるんです。

大丈夫、きっとこの質問をしてくださったのも、ご自分を責めている、っていうことに気付けているからできた質問だって思うんです。

自分を責めている、って認めること、実はとっても勇気のいること。
だけどそれをご自分で認められているっていうのが、進んでいる証拠ですよ。

② 「現実が変わらない＝自分が悪い」は思い込み

「現実が変わらないのは、私がダメだから」と自分を責めてしまう人も多いですが、実はそれも思い込みの一つかもしれません。

現実が動かないときって、「まだ学びの途中」だったり、「変化に向けた準備期間」だったりすることが多いんです。

例えば、「人を信じたい」と思っているけれど、「裏切られたくない」という怖れが潜在意識の中に残っている場合もあります。きっとそれだけ、心が傷ついた経験があったんでしょうし、そのくらい怖いって感じていることだから、怖れがあっても良いんです。怖れていることが決して悪いことじゃないんです。

だから、その自分を責める必要もないし、むしろ、自分に「こんなに怖いんだね、私」って、自分を認めて抱きしめてあげる期間だったりするんですよね。

その「守り」に気づけて、ちゃんと自分を受け止めて、自分が安心できたとき、一気に流れが変わることもあるんですよ。

だから、現実が変わっていないって感じても、あなたは何も悪くないんです。

むしろ、現実が変わらない葛藤の中、とってもよく頑張ってる、って自分を褒めてあげてもいいくらい！

③ スピリチュアルが苦手になってしまうとき

「スピリチュアルが苦手」と感じるのも、実は自然な反応です。

私自身も、とっても苦手意識持ってました、スピリチュアル。だって、スピリチュアルって、ふわふわした現実逃避のものに見えることもありますよね。

でも本来は、心の奥の「本音」を大切にするためのツールでもあるんです。

もし「スピリチュアル」が苦手に感じるなら、「心のクセを見つける方法」っていうふうに、違う言葉に置き換えてみるのもアリです。言葉のイメージが変わるだけで、心が軽くなることもあります。

「現実が変わらない」って感じると、どうしても焦ったり、自分を責めたりしちゃいますよね。だけど、変化は見えないところでちゃんと進んでいるし、あなたは何も悪くないんです。

どうか、今のあなたの頑張りを「間違ってる」と思わずに、「まだ途中だから大丈夫」と優しく見守ってあげてくださいね。

そして、一緒に一歩一歩確実に進んで行きましょうね。