男の言うことを聞かない女

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

先日、私のクルマの時計をセットし直したく、取扱説明書を取り出して見ていたところに、だーりんがやってきました。


彼「何してるの?」

私「時計をね、セットし直したくてね…」

彼「どれ?説明書見せて。え~と、右の○○を△△して、□□するとできるらしいよ。」

私「え?もう一度言ってくれる?」

彼「うん、右の○○を△△して、□□するんだって。あ、違うわ。左だ。左の○○を△△して、□□するんだって。…ねぇ、人の話聞いてる?○○を△△して、□□するんだよ?」

私「え~、できないよ~。」

彼「できない?○○を△△した?」

私「ん~、したけど、できない。」

彼「おかしいなぁ。ちょっと代わって。左の○○を△△して、□□するっと…できたよ!」

私「あ、ホントだ!できた!」


彼「俺の言うこと聞いてる?人の話聞いてないよね?」

私「…ゴメン…ありがとう。」

ここからは心の声です…

え~、だって最初右って言ったじゃん…!
右だとか左だとか、紛らわしいよ!
ちゃんと言ってくれないとわかんないよ!
聞いてないっていうけどさ、最初に間違えたのはあなたでしょ?
間違えたのを聞いたからおかしくなったんじゃん!
人の話聞いてるとか聞いてないとか責める前に、わかりやすいように言い直してよ!
自分で見てやった方が絶対早かったわ!
なんで私が文句言われなきゃいけないのよ!

とまぁ、心の中はこんなもんですよ。←悪い態度

さて、私の心の中を暴露して悪態をついて終わり…というわけにはいきませんので、せめてまずは「…ありがとう。」といった自分を褒めておくことにします。
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目次

役に立ちたい男性

男性という生き物は、どうやらとてもとても役に立ちたい生き物のようです。

特にパートナー(愛する人、大切な人)に対しては。

どうか僕を使って、キミの役に立たせて!

なんて言ってくれたらわかりやすいですけれど、そんなことを実際口にできる男性はそんなに多くないんじゃないかなって思います。でも生活の中で思い返してみてください。頼まなくてもなんか勝手に一生懸命になっている姿、見たことありませんか?

わかりやすいのは仕事ですよね。
時代とともに男性女性の役割というのは変化しつつありますが、それでもまだ多くの場合、男性は外で仕事をし、家の中のことは大半女性が担う、という形が日本では多いかと思います。

女性の皆さんは、男だって家事くらいしたっていいじゃない!と思う気持ち、お持ちだと思いますし、そう思っても決して悪いなんてことは無いのですが、男性の頭の中は、「俺が外で稼ぐ!」と思っている人は大半なのではないでしょうか。それが男性がわかりやすく「役に立つ」方法だと彼らは思っているのだと思います。

家事をする男性も増えていますよね。
家事を「手伝う」という感覚が強いのかもしれませんね。
女性としては「手伝う」というよりも、半分はあなたのものなんだから当たり前のこととしてやりなさいよ!なんて思ったりしますよね。

食器を洗ったり、洗濯をしたり、掃除をしたり…
してくれるのは良いんだけど…やり方が…違うのよ!

思うだけ思って何も言わずにいられる女性は素晴らしいですよ。
多くの場合は「も~、なんか違う!お皿はきれいになってないし、洗濯物はいつもこうやって畳んでるでしょ!なんでわからないの?」なんて言ってしまったりするものです。(実際、そう言うには言う理由がちゃんとあると思うので、それが悪いということが言いたいわけではないのです。ご理解頂けると幸いです。)

「ごめんね」なんて言ってくれる男性はまだいいのですが、喧嘩に勃発したり、もうとっくに諦めてやらなくなったり…

何が起こっているかというと、「俺は役に立たない」と男性は感じている、ということなんですね。

自分の価値を低く見積もってしまう女性

ところで男性は、なんでそこまで役に立ちたいって思うんだと思いますか?

それは、あなたが彼の「愛する人」「大切な人」「パートナー」だからです。

女性は男性に比べて「無価値感が強い」と言われています。

それは女性にはおちんちんが無いから。

え?なにそれ、どういうこと?

女の子は幼少期、どこかの時点で、男の子にはおちんちんがあるのに私には無い!と気づくのです。すると「私にはあるべきものが無い!欠けている!足りない!」という思いを抱くようになります。

「私には大切なものが足りていない」

この想いが無価値感の根源になっていると言われています。

そして無価値感を強く感じていたりすると(実際に自分は無価値だと感じるというよりも、反射的に出てきてしまうと思っていただいた方が良いかもしれません)、男性が役に立ちたいと思って行う行動に対して

「私じゃできないって言ってるの!?」
「私にダメ出ししてるの!?」
「私は無能だって言ってるの!?」

なんて、なぜか自分が責められていると感じてしまうんですね。

決して男性はそんなつもりはなく、ただ、自分の大切な人が少しでも楽になると良い、少しでも負担を軽減してあげたい、と思っているだけなのにも関わらず、です。

そして「私にだってできるわよ!」と女性は自分でやろうと頑張ってしまう。

相手は敵?それとも味方?

男性女性問わず質問です。

あなたのパートナー、愛する人、大切な人は、あなたの敵ですか?
それとも、あなたの味方ですか?

お互い戦い疲れてくると、もう頼るだけ無駄、独りでやった方が早いしマシよ…と思ってしまいますよね。
そりゃそうですよね。
そう思って当然です。
だってもう喧嘩とかしたくないですものね。
言い争いとか疲れちゃいますものね。
一方的に悪者にされるのもうんざりですよね。

そう感じている時
あなたのパートナーは、あなたの何でしょう?

パートナーはあなたの敵になっていませんか?

喧嘩はしたくない。
言い争いも疲れちゃう。

一見、「平和にやりましょうよ。」というスタンスには見えますが、

一方的に悪者にされるのもうんざり。

ということは、
一方的に悪者にされる、もしくは、相手を悪者にする、
という、どちらかが悪、という状態。

だったら見えないバリアを張って、1人の世界で1人でいる方が安全よ。

という状態。

きっとそれは、お互いが「1人」と「1人」という状態なんだと思うのです。

硬い卵の殻に包まれた卵が二つコロンと同じ空間にいて、
時には隣同士で並んでみるんだけれど、
卵の殻にはずっと包まれている。

これじゃあ隣同士ならんでいる意味があまりないんですよね。

一緒にいたいと思って一緒にいる相手。

だったら、相手を敵ではなく、私の味方、にしてみませんか。

結局のところ、男性も女性も、優しいことばで相手に本音を伝えられたら一番良いんですよね。
でも、お互いが「俺なんてどうせ…」とか「私なんてどうせ…」っていう思いが邪魔してしまって、素直に表現できなくなってしまっているんですよね。

「俺はキミの役に立ちたいんだよ。俺の手でキミを喜ばせたいんだよ。」

「私のためにいつも頑張ってくれてありがとう。あなたはいつだって私のヒーローね。」

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お互いの愛を感じて受け取ってみませんか。
愛の交換をしてみませんか。

愛は与える時も受け取る時も、同時です。

決して与えるだけ、受け取るだけ、ということは無いんです。

パートナーに向き合いたいけど、どうしたらいいのかわからない。
愛する人、大切な人の役に立ちたいけれど、本当に役に立っているのかわからない。

そんなあなたの愛を応援しています。

ご相談も承っております。

まずは最初の一歩、お話しを聞かせてくださいね。
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