インナーチャイルド　～子どもの頃に欲しかった言葉～

ふと以前書いた記事を思い出しました。

不思議なことに、ちょうど1年前の今日、でした。

1年前の今日書いた記事、内容は、私の子どもの頃、旅館ごっこをしていた、というお話しです。良かったら、読んでみてくださいね。

寂しかった、って気持ち、誰でも多かれ少なかれ、持っていますよね。
感じて良いと自分に許可が出ているかどうかはそれぞれでしょうし、「そりゃ寂しかったことだってあるし、今だって寂しさを感じているけれど、そんなの当たり前、仕方ないじゃん」って言い聞かせている方も多いのではないでしょうか。

私もその1人でしたよ。

1年前に書いた記事の、旅館ごっこをしてテーブルに祖父母家族の湯飲みや急須をきれいに並べながら、母を待っていた時の幼かった私。

あの頃の自分に何かしてあげられることがあるとしたら、なんでもしてあげられるとしたら、今の私は何をしてあげたいかな？ってふと考えてみたんです。

皆さんなら、寂しかった出来事の自分、
子どもの頃独りぼっちで公園で遊んでいた自分とか
お友達と喧嘩して、お母さんにもちゃんと聞いてもらえず、理不尽にも一方的に叱られてしまった自分とか
大好きだった彼とお別れしてしまって泣いている自分とか
自分の寂しかった時の自分に、何でもしてあげられるのだとしたら、今のあなたは何をしてあげたいか、思い描いてみてくださいね。

私は、あの時、お母さんが早く帰ってきてくれて、「こんなにきれいに湯呑並べて、おばあちゃんたちに喜んでもらおうと思ったんだね！えらかったね。お母さんを待っててくれてありがとうね。お家に帰って一緒に美味しいごはん食べようね。」なんて、言ってくれたら、あの時の私は嬉しかっただろうな、って思うんです。

でももちろん、現実的にはそうじゃなかったし、過去に戻って過去の出来事を変えるってできませんよね。

だけど、あの時、遠慮して、我慢して、子供なりに理解しようと頑張っていい子してた自分って、実はまだ、私の心の中にいるんですね。

私の場合は、心理カウンセラーになるステップとして、たくさんの癒しを学び経験し、自分の心に向き合い歩んできた年月があるから、おかげさまで今は、私の心の中にいる子供の頃の寂しかった自分はそこまで暴走しなくなりましたが、数年前までは散々暴走しまくっていましたよ。

そんな、遠慮して、我慢して、子供なりに理解しようと頑張っていい子してた、心の中にいる子供の自分、その子に、当時の自分が欲しかった、あの頃こうだったら良かったな、ってそのあたたかさを、今の自分がプレゼントしてあげるかどうか、それは、今の私が決めることができるんです。

お母さんにかけてもらえたら嬉しかっただろうな、って言葉を、今の私があの時の私にかけてあげる。

それが出来ると…
それをしてみよう、って思えると

寂しくて寂しくてたまらなかった自分から
自分が本当にありたい姿の自分へ

心置き去りにせず、楽に軽やかに、幸せを感じられる自分になれるかなって、思っています。

あなたの寂しかった出来事の自分

子どもの頃独りぼっちで公園で遊んでいた自分とか
お友達と喧嘩して、お母さんにもちゃんと聞いてもらえず、理不尽にも一方的に叱られてしまった自分とか
大好きだった彼とお別れしてしまって泣いている自分とか

どんな言葉が欲しかったでしょうか？
何を望んでいたのでしょうか？

あなたの本来の優しさとかあたたかさとか愛が、本当はそこにたっくさん詰まっているはずです。

置いて来てしまった心
もう一度、見つけてみませんか。

辛さや寂しさをひとりで抱えず
お手伝い、させてくださいね。