自分を受け入れる　～未来のワタシがくれるメッセージ～

「もうこんな自分、イヤ…」
「もうこんな人生、ムリ…」

全部投げ出したくて、でも投げ出せなくて。
心のどこかで「本当は変わりたい」って思ってるのに、変われない自分が情けなくて。

そんな時、ふと耳元で優しい声が聞こえた気がした。

「あなたは大丈夫。私が証拠。だから、心配しないで。」

不思議と胸がじんわりあたたかくなって、涙が出た。

目を閉じると、未来の自分が笑っているのが浮かんだ。

「今、頑張ってくれてありがとう。あの時のあなたがいたから、私は今こんなに幸せだよ。」

そんな言葉を未来の自分がくれたら、どう感じるでしょう？

言葉を変える、って言うけれど…

「どうせ私なんて」
「やっぱり無理」
「変わらなきゃいけないのに…」

こんな言葉が心を支配している時、
脳は「うん、そうだね」ってその通りの現実を作ろうとしてしまう。
これが潜在意識の不思議な働き。

でも、もし

「私はきっとできる」
「この経験が、私を強く優しくする」
「この選択が未来の私を幸せにする」

そう言葉を変えてみたら？

潜在意識は、その言葉を現実にしようと動き出す。

たとえば、失敗を「ダメな私の証拠」じゃなく
「未来の私を支える材料」って捉えられたら、
同じ出来事が違って見える。

そうは言っても、なかなかそんな簡単に
「言葉を変えてみよう！」って思えないのかもしれない。

確かに、それはそう。
私も全然そんな気になれないこと、たくさんある。

した方がいいってわかっていることも
自分のエゴに負けてしまうこと、山のようにある。

そんな時は、自分のエゴに付き合ってあげるっていうのも
それはそれでひとつの手かも。

余裕が無い時、無さ過ぎるときって、前に進めるって思えなくて当然だから。

だって例えば交通事故とかで大怪我をしたならば
翌日すぐに今までと同じ日常に戻るって無理。

ベッドで横になって、とにかく寝て、安静にして身体を休めるって期間が大切なように。
そして少しずつ起き上がれるようになって
一歩二歩、歩けるようになって
少しずつリハビリをして
日常に戻っていくことができるように。

心が「無理！」って思っている時は、
自分のエゴの声をしっかり受け入れて
心のリハビリをして
前に進んだっていい。

その時はできれば、ひとりでやらないって、大きなポイントなのかも。

だってきっと、ずっとひとりで頑張ってきたからこその、
今はもうムリ！ってところにいるはずだから。

そんなエゴの自分を受け入れられるからこそ、

「私はきっとできる」
「この経験が、私を強く優しくする」
「この選択が未来の私を幸せにする」

そんな言葉を自分にかけてあげられるようになる。

そう思えないくらい、シンドイ…って感じるときでも
言葉を変えてみよう、って思えるようになる。

そんな余裕を持てるようになる。

だからきっと大丈夫。

未来のワタシからのメッセージを受け取ろう

未来のあなたは、きっと今のあなたを見て、こう言っているはず。

「大丈夫。あの時、言葉を変えたから私はここにいるんだよ。」

「失敗じゃなくて、それがあったから私はここまで来れたんだよ。」

「過去の私、あの時の一歩、ありがとう。」

未来のあなたはどうなっている？
どんな表情であなたを見ている？
どんな姿している？
どんな優しさであなたを包んでくれている？

言葉を変えた瞬間、行動が変わる。
行動が変われば、現実が変わる。

未来のあなたが笑顔で「ありがとう」って言ってくれる、
その未来を信じてみませんか？