「愛されたい症候群」から「愛され女子」への脱却

「どうして私は愛されないんだろう?」
「誰も私を愛してくれていない…」

そんなことを思ってしまうって、悲しくて寂しくて、辛いですよね。

そんな想いをしなくて済むならしたくないですね。
今日は想いを手放して「愛され女子」になる方法を皆さんと一緒に探っていきたいと思います。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

こんなご相談を伺うことがあります。

彼氏が欲しいんですけど、いつも恋愛が長続きしないんです。

恋愛がしたい。彼氏が欲しい。でも毎回長続きしない恋愛を繰り返していると疲れちゃいますよね。

目次

こんな行動になっていませんか?

1. 自分の意見を押し殺して、相手に合わせてしまう。

彼が喜ぶと思い、自分の意見を押し殺して合わせてしまうと、我慢我慢の恋愛になってしまいます。

幼少期に、親や周囲から「イイ子でいなさい」などと言われ続け、親の喜ぶことを敏感に感じ取り、親に喜ばれるために行動する癖がついていると、自分の想いを口にすることを控える癖も付いています。すると恋愛や社会生活においても、相手に合わせて、相手が喜んでくれるなら、と思い自分の想いを押し殺してしまう傾向が強くなります。

2. 「連絡が来ないのは私が悪いから?」と不安になってしまう。

喧嘩した後、というタイミングだけではなく、毎日自分の欲しいタイミングで彼からの連絡が来なかったりすると、「連絡が来ないのは私が悪いから?」と不安になると自分が一番シンドイですよね。

過去の人間関係で、相手から急に疎遠にされる経験があったり、両親の離婚などでお父さんやお母さんが自分の元から去ってしまった、などの経験があると、自分は嫌われたんじゃないか、捨てられたんじゃないか、必要とされなくなったんじゃないか、など見捨てられることへの怖れを持つようになったりします。

3. 自分の時間を後回しにしてしまう。

彼の趣味や交友関係を優先し、自分の時間を後回しにしてしまうと、どっと疲れを感じたり、私は何をしているんだろう?と感じたりして、一緒にいることにも疲れてきてしまったりします。

これまでも、家族や友人に尽くすことで愛情を得てきた、という感覚が過去の経験にあると、自分を後回しにして、相手を優先することが当たり前になっていたりします。当たり前になっているので、なかなか自分では気付きにくいパターンだったりもします。

4. 「どう思われているんだろう?」と怖くなってしまう。

「どう思われているんだろう?」「こんなこと言ったら何と思われるだろう?」「変なことしちゃったかな?」「さっきの私、変だったかな?」と怖くなり、常に自分を責める気持ちが出てきてしまうと、大好きな彼と一緒にいても心休まる瞬間がありません。

学校や職場で、他人の評価が重要視される環境に長く身を置いていると、自分の価値を自分では感じづらくなり、他人の目に依存するようになります。親の言う「正しさ」に沿って生きている場合も、自分の経験や自分の価値ではなく、親の価値基準の「正しさ」に依存する形になっています。

5. 最終的にストレスが爆発し、自分から別れを切り出してしまう。

いろいろと我慢して溜め込んだ結果、最終的にストレスが爆発し、自分から別れを切り出してしまう。

自分の感情を表現する機会が少なく、溜めこむ習慣ができていると、どこかで限界を迎えます。限界を迎えると、一気に感情が爆発し、自分でも制御不能のなってしまい、相手に感情をぶつけるか、心のシャッターをガシャンと閉めるかして、縁を切る、というやり方を選んでしまいます。

カギは自分自身との関係

「どうして私は愛されないんだろう?」そう悩む人にとって、自分の気持ちを整理し、自分を満たすための自分が喜ぶことを見つけることはとても大切です。

上にも挙げた行動例のように、愛されたい症候群に陥っている人は、以下のような傾向があります。

 誰かに必要とされることで自分の価値を感じる。
相手の評価や反応に過度に依存する。
自分を犠牲にしてでも他人を優先する。
愛されないと感じると、自己否定に陥る。
相手の気持ちを勝手に読み取り、疲れてしまう。

私たちは誰しもが、幼少期は親の顔色を見て育ちます。親が嬉しそうな顔をしていれば、何か自分が良いことをしたと感じ、親の機嫌が良くないと感じると、何か自分が悪いことをしたのではないか、と感じているのです。

しつけの時代には、我慢することが良いこと、と教えられたり、あれをしてはダメ、これをしてはダメ、と言われることも多々あります。しかしそれは、人間が人間として生きていくため、社会に出て社会に適応しやすくなるために必要なルールでもあったりします。

思春期を迎え、多くの動物は、親の方から子離れをしていきますが、人間の場合、子供から親離れをするケースの方が圧倒的に多いです。

「もう自分でできるからほっといて!」とか
「いちいちうるせーなー!」とか
「私のものなんだから勝手に触らないでよ!」とか
「言われなくてもわかってる!」とか

いわゆる反抗期、これって、実は子供が一生懸命親離れをしようとしているんですね。
親に依存していた時代から、自立して自分の足で立って頑張ろうとしている大事なステップ。

でも優しい子は思うわけですよ、酷いこと言っちゃったな、酷いことしちゃったな、お母さんを悲しませちゃったな、って。

すると、親から離れることが悪いことのように感じてしまったりして、親の元に留まることを選ぶ…だけど…自由が無くて苦しくてまた爆発する…なんてことを繰り返したりします。

幼少期に他者の期待に応えることを優先して育った環境では、自己否定感が強まりがちな傾向があり、加えて親離れが上手くできず、親から離れることが悪いことだと感じて親の保護下から出られないでいると、「こんな自分はダメだ」「どうせ何やっても上手くいかない」「相手の言うことを聞いていないと嫌われる」「我慢しなきゃ」など、自分を否定する気持ち、自分をないがしろにする気持ちを大きくしてしまうことになったりします。

ここで大切なのは、自分で自分を愛する気持ち。

自己否定感を感じやすくなるのは、相手を優先する気持ちが大きくなりすぎている状態が多いんです。

相手を優先すること自体が悪いのではなく、相手を優先するときに、相手に対して期待が芽生えますよね。私がこれだけやってるんだから、あなたもやってよね!という期待。しかしこの期待、残念ながら自分の期待通りに返ってくるって少ないですよね。

優しさを使って相手を優先していること自体はイイのです。
とても優しいあなただからできることなんですから、それはあなたの才能。

だけど、期待を一緒に乗せて、だから私はあなたにこんなに優しくしてるんだからね!という想いで相手に尽くすと、その期待の想いが相手には重く感じてしまうんですね。

それだけじゃなく、あなたと恋愛関係にある相手なら、彼もあなたを幸せにしたいと思っているけれど、一体全体どうしたらあなたが喜んでくれるのかがわからないんです。なぜならあなたはいつも彼を優先して、自分の想いをハッキリ彼が理解しやすい形で伝えていないから。

カップルのカウンセリングをするとよくわかるのが、お互い、自分では伝えているつもりでも、相手には全然伝わっていないんだな、ってことです。

コミュニケーションの問題ももちろんありますが、自分の気持ちをずっと押し込めて相手を優先してきた人は、自分でも自分の気持ちを言語化できない、わからない、という問題も大きくあったりするんです。

自分を愛することは自分を知る、自分の感情を知る大きな第一歩となります。

自分に愛を向けてみよう!

自分に愛を向けるセルフワークなどをいくつかご紹介します。

1. 自分を認めるリストを作る

毎日、自分ができたこと、やったこと、頑張ったことなど、3つ書き出してみてください。
とても簡単なことで良いんです。完了したことが良いです。

例:
朝、顔を洗った。
歯を磨いた。
ボディーソープの詰め替えをした。
トイレ掃除を頑張った!
美味しいお弁当を自分のために作った!
お昼ご飯にコンビニで大好きな梅のおにぎりを自分に買ってあげた!

淡々と、やったことを書くも良し、誰かに良いことをしてきたように、自分のために自分を喜ばせてあげている意識をもって書くも良し。

無理せず自分のやりやすいやり方で続けてみるのがポイントです。

2. 自分との約束を守る

「今日はお風呂にゆっくり浸かる」「好きな本を読む」など、自分がしたいな、と思った小さな自分との約束を、自分のために実行してあげてみてください。

心身共に疲れすぎていると、自分がしたいと思ったことでも、自分のためにすることは後回しでいいや、と癖がついてしまっていることがあります。

その状態であまりいろいろとタスク化してしまうと、面倒になってできなくなってしまいます。コツは、ハードルを下げること。

例:
1分、部屋の掃除をする。
1分、読みたかった本を読む。
1分、エクササイズをする。

1分ならできるか…と思いながら始めると、案外気分が乗ってきて5分、10分と時間が経っていたりもします。1分で終わったとしても、自分のために、自分のやりたかったことをさせてあげられた!と誇らしい気持ちが湧くものです。

3. 感情をノートに書き出す

気持ちがモヤモヤしている時は特にオススメ。嬉しい、悲しい、怒りなどの感情を正直に書き出してみてください。

例:
あ~、もう!○○くんったらヒドイ!最低!なんでいつも私ばっかりLINEして、○○くんからはLINEしてくれないのよ!酷いじゃない!私怒ってるんだから!寂しいよ~!

そういえば先週「夜遅くまでお仕事おつかれさま」ってLINEくれた。嬉しかったな~。私のこと気にしてくれてるんだな~。優しいな~。

誰が見るわけでも無いので、自分の心の声をとにかく拾い上げて書き出してあげると、自分の感情を言語化・ビジュアル化しやすいです。

「こんなこと書いちゃいけない」ってふと思った時なんかはそんな声も文字にしてあげると、自分が自分を止めていることなんかも見やすくなります。

4. ミラーセルフトーク

まずは鏡に映っている自分の姿をちゃんと見てあげてください。そして、鏡を見ながら、「今日もお疲れさま」「あなたは素敵だよ」と自分に声をかけてあげてみましょう。

オススメ自分への言葉がけフレーズ:
「私は私でいいんだよ。」
「今日もよく頑張ったね。」
「少しずつで大丈夫。」
「自分のペースで進んでいいよ。」
「私の価値は誰かが決めるものじゃない、私が決めて良い。」
「今日も笑顔で過ごせたことに感謝だね。」
「嫌なことがあっても私は大丈夫。」
「私にはちゃんと愛される価値がある。」
「大切なのは、私が私を愛すること。」

自分がかけてほしい言葉、自分が嬉しくなる言葉、自分がいつも誰かを応援したり素敵だと人に伝えている言葉もいいですね。

恥ずかしい、とか、バカバカしい、なんて気持ちが湧いてくることもあるかもしれません。
そんな時は、そんな感情を感じているんだな、と認めて、そんな気持ちも鏡の中の自分に伝えてみると良いかもしれませんね。

終わりに

愛されたい気持ちは誰でも持っています。それを持つことは人として当然のこと。
でもこの気持ちが強すぎると、自分を一番苦しめて、自分は愛されない、という気持ちを大きくしてしまいます。

まずは自分が自分を見てあげる、というところに視点を置いてみてください。
どういう状態だと自分が愛されていると感じるのか、どう愛されると自分が満足するのか、自分を知る、という視点を持つと、相手にも相手が理解しやすい状態で伝えることができるようになります。

また自分自身の愛に飢えた飢餓状態が減るので、相手もあなたを愛しやすくなります。

結果、自分を大切にすることで、自然と周りからも愛される存在になれるのです。

ぜひ、自分との関係を大事にする毎日を過ごしてくださいね。

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