今日も読んでくださってありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。
罪悪感って、カウンセリングや心の勉強などをしていると、よく出てくるワードの1つですよね。
私たちが生きている限り、全く罪悪感なく生きる、なんて無理なのではないかと思うのです。
そう言ってしまうと、なんだか嫌な気分というか、暗くなるというか、残念な気持ちになるというか…あまりハッピーではない感情が湧いてきたりしちゃいますよね。
罪悪感とは、自分や他者に対して、過ちや悪い行為を犯した際に生じる感情です。責任や後悔を感じ、自分の行いが誤っていたと感じたりします。
心理学やカウンセリングで扱う罪悪感は、実はもっともっと深いもので、行動として悪いことをしてしまった、ということももちろんあるのですが、それ以上に、何もしなかった、ということにより感じる罪悪感もあり、これこそが、自分を極悪人のごとく、罪深い存在だと自分自身を罰しようとするのです。
浮気をしてしまった、とか、パートナーに暴力を振るって怪我をさせてしまった、とか。
やってしまったことに対する罪悪感って、でてきますよね。
しかし、浮気をしてしまった側だけでなく、
された側も罪悪感が出てくるのです
というお話しを前回書きました。
今日は、浮気をしてしまった側の罪悪感に触れてみたいと思います。
前回同様、浮気をすること、を裁く内容でも、肯定する内容でもないのでご理解くださいね。
浮気をされた側の人からしてみれば、
「浮気したんだから、悪いことしたんだから、罪悪感くらい持ちなさいよ!」
なんて言われてしまうのかもしれません。
浮気をされた人から見ると、浮気をしている人って、なんだか全然反省していないように見えたりするものです。
罪だなんて全く感じていないように見えたりするものです。
それどころか、開き直っているような、横暴な態度に見えたりするものです。
実際本当にそうなのでしょうか?
本当に浮気をした人は、悪いと思っていないのでしょうか?
もしも、悪いと思っていなければ、隠す必要はないと思うのですよね。
でも浮気をした、浮気をしている、という状況を隠している人ってたくさんいますよね。
少なくとも、誰かを傷つけてしまうのだろう、ということがどこかではわかっている、ということなのですよね。
じゃあどうして、浮気をすると誰かを傷つける、とわかっていながらしてしまうのか。
過去に同じような感情を味わう経験をしたことがある場合が多かったりします。
浮気をされるって、とても悲しく寂しく、心が締め付けられるほど痛いものです。
孤独感も嫌というほど味わわされますし、
自分が足りない存在、自分が否定されている存在だとも感じます。
愛されない存在なのだ、と強烈に感じます。
悲しさ
寂しさ
孤独感
心が締め付けられるほどの傷み
自分は足りない
自分は否定されている
自分は愛される存在ではない
これらの感情をもうこれ以上感じたくない
感じるくらいなら逃げ出したい
そんなことを思うことって、おかしいことでしょうか?悪いことでしょうか?
おかしくもなければ、悪くもない、
こんな感情の渦にいたら生きていられるかどうかすらもわからないかもしれません。
それが、浮気をする、という行動原理だったりします。
悲しさ
寂しさ
孤独感
心が締め付けられるほどの傷み
自分は足りない
自分は否定されている
自分は愛される存在ではない
自分の中にあるこれらの感情を直視することが怖ろしすぎてできないから、浮気、という形で目を逸らす、ということ。
多くの場合、幼少期に、両親との関係の中で、誤解して受け取ったのが、これらの感情。
幼いころ、大好きだった両親に無防備だったころ、何かの誤解で、強烈な寂しさとか孤独感とか、自分は愛される存在ではない、というような感情を抱えてしまったんですよね。
パートナーができると、大好きなパートナーに無防備で思い切り愛したい想い、愛されたい想い、それがあると同時に、心が締め付けられるような痛みを思い出すのですね。
すると、もうあんな思いはしたくない、そんな想いが蘇ってきた時、パートナーに無防備になる自分にブレーキをかけます。
そしてこれ以上近づかないように、と、パートナーを見ていた視線をキョロキョロとあちこちに視線をずらすのです。そこで見つけた人がその人の浮気相手になる。
だけど、そうやって浮気する人も、どこかでわかっているんですよね。
自分が痛い想いをしたくないから、キョロキョロとよそ見をしたけれど、それによってパートナーも、浮気相手も、同じように痛い思いをさせてしまう、ということを。
すると、余計悪循環ですよね。自分の罪を余計に重くしているようなものですから。
よそ見した自分が悪い、と自分を責める罪悪感。
それにより、大切な人を傷つけてしまった、という罪悪感。
自分に何重もの罪を背負わせて、自分を罰している状態。
傷ついた心をどう取り扱っていいのかわからなかったところから
結果相手に自分と同じ痛みを負わせてしまった。
そんな自分はやはり愛される価値なんてない罪深い人間です、と自分を責める。
そんな風にして、浮気している側も、同じように自分を幸せにすることを自分で拒否している状態になっているのですね。
とっても切ない優しさです。
だからこそ
その優しさを、ちょっ
と自分に向ける必要があるのです。
自分が幸せを掴むことをゆるしてあげる優しさを。
それはきっと、優しさだけではなく、とても大きな強さに変わります。
「ワタシは、ワタシに幸せになることをゆるします。」
一言、つぶやいてみてください。
どんな気分でしょう?
ちょっとだけ、優しい気持ちになれました?
もし優しい気持ちになれず、上手くできない自分をまた責めてしまっているようでしたら、こうつぶやいてみてください。
「ワタシは今ここだね。これが今のワタシだね。」
自分を責めてしまう自分でも、今そんな自分がいる立ち位置をちゃんと把握してあげましょう。自分がどこにいるか、その居場所を自分に認めてあげましょう。
そんな風には思えなかったとしても、つぶやくことができたなら、それはあなたの素晴らしい強さです。
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