大人のニーズの扱い方

昨日は、母校、神戸メンタルサービスの心理学講座で、恋愛心理学講座を担当させていただきました。

大人のニーズを扱う
～自立心の裏に隠れた巨大なニーズに触れてみる～

このテーマで約2時間、参加していただいた皆さまと、それぞれのニーズに向き合う時間もしっかりとりながら、実践的講座としてお話しさせていただきました。

ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。

なかなかニーズを扱う、って見たくない、やりたくない、って感覚強くなるんですよね。扱いたくないニーズには必ず不満が付きまとっていますからね。そこを掘っていくと、無価値感だとか罪悪感だとか、そういうところに行きついてしまって、じゃあ罪悪感を癒しましょう、無価値感を手放しましょう、という解決思考になりがちなのですよね。

でも、それだと余計にニーズって触りたくないものになってしまいます。

ニーズに蓋をするにはやはりそれなりの理由がそれぞれ誰にだってあるものです。

そんな事例も交えながらお伝えしました。

最後にね、感想や、今のお気持ちなど、皆さんが教えてくださったのですが、なんだか皆さんの言葉がとてもあたたかく響いているように私は感じて、このテーマでお伝えすることができて良かったな、と思いました。

大人になったら、自分の世界を自分の心地いい空間に、自分で作ることができるんです、ということを途中お伝えしました。

そのために、まずは自分で自分に繋がって、自分で自分を理解してみる。

自分のニーズを見ないようにしている時って、
ニーズは無いものとして封じ込めているか、
だってあの人が悪いじゃない！って人のせいしていたりするんですね。

人のせいにしていると、自分のニーズとして、見ずに済むかもしれませんが
残念ながら、自分の世界を自分で心地よくしていくことって、できないんですね。

自分とちゃんと繋がって、自分を自分で理解してあげて
自分のニーズもしっかりキャッチしてあげて、
自分のニーズを上手に扱うことができるようになると
確実に、自分の心地いい空間は広がっていきます。

このメッセージが、参加してくださった皆さまに、届いたことがとても伝わりました。

きっと、あの場にいたお一人お一人、これからどんどんそれぞれの心地いい空間をご自分で広げていかれることでしょう。

難しいな、と感じたり、手伝って欲しい、と思われたら、いつでもお声をかけてくださいね。
喜んでお手伝いさせていただきます。

大人のニーズの扱い方参考記事