友達に嫉妬してしまうのが苦しい

「彼女みたいに明るくて、愛されてる人になれたらな」
「なんであの子ばっかり、うまくいくんだろう」

そんなふうに、身近な友達に嫉妬してしまうこと、ありませんか？

いい人でいたいのに、心の奥がざわざわする。
「そんな自分はイヤだ」と感じて、さらに落ち込んでしまう。

でもね、嫉妬するのは、心が弱いからじゃありません。
本当は、あなたの中に“光”があるからなんです。

嫉妬の正体は、「自分の価値に気づけていない苦しさ」

嫉妬って、とても苦しい感情ですよね。
だからこそ、多くの人がその気持ちにフタをしてしまいます。

「自分は自分、比べても仕方ない」
「どうせ私はあの子みたいになれないし」

そうやって、自分に言い聞かせるけれど、 本当はその人みたいに“なりたい”気持ちがある。

それに気づくと、余計に苦しくなっちゃうんですよね。
だって「なりたいのになれない」と思っているから。

でも実は、その羨ましくて「いいな」と思う要素も、 ズルいこの人だけ、こういう人は「なんか苦手」と思う要素も、 本当はあなたの中にあるんです。

いつも明るいあの子に、イラッとした日

私自身も昔、ある友人にモヤモヤしていました。

その子はいつも明るくて、人に好かれるタイプ。
集まりの中心にいて、みんなが楽しそうにしている。

私はというと、気を遣ってばかりで、どこか壁を感じていた。

「またあの子が話の中心か…」 そんなふうに思ってしまう自分がイヤで、
「こんな感情持っちゃダメだ」「こんな風に思う自分は醜い」と責めていました。

でも、ある日ふと思ったんです。

私は、その子のように堂々と話したかった。
もっと自由に振る舞いたかった。
でも、それができない自分が悔しかったんだと。

そんなことを自覚してその瞬間から、見える景色が少し変わりました。

本当は、あなたの中にもある

「憧れるけど、私は無理」
「羨ましいけど、私は違う」

そう思ってしまう原因は、 自分の価値を過小評価しているところからきているんです。

人は“自分に無いもの”には、強く反応しません。

強く惹かれるもの、
嫉妬してしまうものは、

あなたの中にもあるけれど、

まだ育っていないだけなんです。

たとえば、誰かの「堂々としたところ」に嫉妬したら、
あなたの中にも、本当は“堂々とした自分になりたい”気持ちがあるということ。

「私にはない」じゃなくて、 「まだ気づいていないだけ」なんです。

自分がダメだと思う気持ちは、優しさの芽

嫉妬の裏には、こんな気持ちが潜んでいます。

・自分は足りてない
・私には魅力がない
・もっとちゃんとしなきゃ

そう思うと、悔しいし、苦しいし、悲しくもなるかもしれません。
胸がズキンと痛むかもしれません。

その痛みは、決して無駄なものではありません。

「私は足りないかもしれない」 そう思える人は、
他人の痛みにも気づける人です。

自分を責めるクセがある人ほど、
人に優しくなれる力を持っている。

だから、今のあなたの心の中にあるザラザラした感覚も、 すべて、優しさの種だと思ってみてください。

嫉妬は、あなたの“本当の願い”を教えてくれる

そしてね、嫉妬したときは、こんなふうに問いかけてみてください。

「私は、本当はどうなりたいんだろう？」
「この人のどこが羨ましいのかな？」

そこに、あなたの“本音の願い”があります。

それに気づいてあげられるようになると、 嫉妬は“苦しい感情”から“成長のサイン”に変わります。

最後に：あなたは、ちゃんと持っている

誰かを羨ましいと思うたびに、 自分のダメさが浮き彫りになるようで苦しいかもしれません。

でも、それは“あなたにも可能性がある”ということ。

あなたが見ている光は、
あなたの中にもちゃんとある。

だから、嫉妬してしまった自分を責めないで。
その気持ちは、あなたが“もっと良くなりたい”と願っている証。

あなたの痛みは、人の心に寄り添える優しさに変わります。

どうか、今すでにステキなあなたと
未来、もっとステキに輝くあなたを
信じてみてあげてくださいね。

私も心からあなたを応援しています。

あなたに届けたいメッセージ