コミュ力アップ！「ありがとう」の上手な伝え方 -2-

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

「ありがとう」を上手に伝えられていますか？

これは、A子さんとB助くんカップルのお話し。

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「クズとかクズじゃないとかいう問題じゃないんだけど…」とA子さんが言いかけた時、A子さんは気づいたのです！

実はここ、とても重要なA子さんとB助くんの運命の分かれ道。

この時、もしA子さんが、「どうせ私なんて…」と思っているのだとしたら…

あぁ、やっぱりこの人も私がありがとうって言っても、喜んでくれないのね。
私は嬉しかったからありがとう、って伝えたのに、私のありがとうなんて、受け取ってもくれない。

もう言うだけ無駄よね。

もうありがとうなんて言わない！
その方が私が悲しい想いなんてしなくて済むもの。
B助くん、あなた私のこと傷つけたわよ。
B助くん、責任取って、私のご機嫌とってくれなきゃ困るわよ！

なんて、A子さん自身の痛み悲しみで、心がいっぱいになってしまいます。

でもA子さんは、A子さん自身の痛み悲しみに心を奪われませんでした。
B助くんを見ることができたのです。

すると…A子さんはこんな風に思いました。

あっ！私の言葉が足りてなかったのね！

「ありがとう。B助くんって優しいね。」だけではB助くんに届いていないA子さんの想いがあったのです。

「クルマまでB助くんが一緒に来てくれていることで、私、B助くんに守られてる、B助くんに大切にされてる、って私は感じているの。だから私は嬉しいの。大切に思ってくれて、ありがとう。」

これが本来、A子さんが一番伝えたいA子さんの想い、だったのです。

そしてまた、B助くんがクルマまでA子さんを安全に送り届けてくれるという行動により、B助くんがA子さんに一番伝えたかったのは、「A子のことを大切に思ってる」っていうことだったのですよね。

そもそもB助くんがA子さんを大切に思っていなかったら、わざわざクルマまで一緒に行く必要なんてないですからね。

「A子のことを大切に思ってるよ」
というB助くんの想いをA子さんが受け取り、

「B助くんに大切にされてるって感じられて嬉しい、ありがとう」
とA子さんが伝えることでB助くんにまた喜びを与えることができている状態になるのです。

これは、A子さんとB助くんカップルのお話しでしたが、
実際、なかなかこういう本来の想いを、面と向かって口に出して伝えるのって恥ずかしいですよね。

恥ずかしすぎて、自分がそんな風に感じていることすら気づかなかったりするほどですよ。
恋愛初期ならまだしも、関係が長ければ長いほど、伝えづらかったりしますよね。

私もね、過去を振り返ると、
恥ずかし過ぎてそもそも気づきもしなかった想いや、
勇気が出せなくて伝えられなかった言葉など
山のようにあります。

まぁいっか、また次の機会で。

そんな後回しが積もりに積もると非常に修正しづらくなります。
それで結局壊れてしまった関係もありました。

恥ずかしさを超えて、
勇気を出して、
自分自身の本来の想いに気づき、
それを伝えることによって、
大切な人が笑顔で心温かくいられるのなら、

この恥ずかしさというハードルを越えてみる価値は十分ある、と今なら私は思います。

相手の行動によりあなたが何を感じて嬉しくなっているのか

昔の伝えそびれている「ありがとう」なら、それはいつ、どんな場面だったのか

詳細を交えて
相手にわかりやすく具体的に「ありがとう」を伝えてみてください。

あなたとあなたの大切な人が、笑顔で心温かくいられますように。

the END