今日も読んでくださってありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。
実はこんなお悩み、よく伺います。
私自身も、とても知りたかった時代がありました。
心に壁を作る男性
そんな男性とお付き合いしている女性はなかなか大変だと思います。
女性側としては、男性に壁を作られると、とても寂しく感じられるものですよね。
私に興味が無いのかしら?とか、私のことをそこまで好きじゃないのかしら?とか、私のことを信用してくれていないのかしら?とか。不安にもなりますし、その反面とても気になってしまったりもします。
1. もうこれ以上傷つきたくない、と思っているのだとしたら?
女性側から見て、彼がどう見えるのか、まさか傷つきたくないだなんて、そんなこと思ってる?と疑いたくなるような、でもなんとなく納得できるような…もし彼が、傷つきたく無くて心に壁を作っているのだとしたら?
人には誰でも、依存時代と自立時代があります。
赤ちゃんの頃、お母さんが何でもやってくれた。泣けばミルクをくれ、おむつを換えてくれる、抱き上げてくれる。自分で何もできなくたって怒られるどころか、甲斐甲斐しくお世話をしてくれる時代。依存時代です。
ちょっと成長してくると、朝は自分で起きなさい、自分で着替えられるでしょ、ご飯はこぼさず食べなさい、なんて、何かをしてくれるどころか、自分でやらなきゃいけなくなってしまった時代。自立を経験し始める時代です。
でもこの自立を経験し始める時代、自分で何かができることが嬉しいと感じる反面、まだまだお母さんに甘えていたい気持ちもあり、甘えたい時に甘えられない、それどころか、妹や弟がいようものなら、お母さんは妹や弟にかかりっきりで自分には見向きもしてくれない、そんな悲しく切ない経験もしたりします。
大人になって考えれば、あの頃はお母さんも余裕が無かったんだろう、なんて理解できるかもしれませんが、幼い頃はなかなかそんな聞き分け良くもいられませんよね。お母さんは自分よりも弟や妹の方が好きなんだ、とか、どうせ自分なんて愛されていないんだ、とか、自分なんていてもいなくても、むしろいない方がみんな幸せなんだ、なんて誤解したまま心の痛みをしまい込んでしまったりします。
そうすると、例えば学校を卒業して新入社員として社会人1年生で入社したタイミング。
入社1か月目くらいはまだ、先輩たちが事細かにいろいろと教えてくれます。早く仕事を覚えようと、責任ある仕事を任されたいと、一生懸命取り組みますよね。
繁忙期で周りが忙しくなってきたころ、たまたま先輩に教えて欲しい仕事があって声をかけると先輩は忙しすぎてちょっとイライラしているタイミング、「え?まだそんなこともわからないの?いい加減そろそろ覚えろよ…!」「そのくらい1人でできるようになってくれよ…!」「隣の課の〇〇くんはこの前もう仕事取ってきたらしいぞ!あんな頼もしい子がうちにも欲しかったよ。」
先輩は忙しくてイライラしている状況は頭では理解していたとしても、心はなんだかグサッ、グサグサグサッと刺されたような気分になりますよね。
このような状況でも、自立心の強い女性や、多くの男性の場合はここで凹んでしまうよりも、反発心で怒りのエネルギーを使って立ち上がることを選ぶんですよね。「バカにするな!」「今に見てろよ!」というような気持ちをエネルギーにして、頑張る。そしてその力は予想よりもはるかに闘志を燃やしてくれて、いい結果を出すことができたりするんですね。
自立はこのようにして作られていくのです。
そしてこのストーリを読みながらお気づきかもしれませんが、自立していく上では、ハートブレイク、なんて呼ばれる、心の傷が伴っているんですね。
依存していては、自分が期待していることを相手がしてくれないと自分が傷つく、ということを体感で学ぶんですね。だから、もう傷つかなくていいように、誰にも頼らず、自分で出来れば良いじゃないか、という形で自立を選ぶ。
ただこの時、できた心の傷は癒えていないんです、多くの場合。だから、傷に触れるようなことが起こっては困るわけです。だって本当はまだ痛いから。だからこれ以上傷つくことが無いように、そして、既にある傷にも触らないように、自分が自立することで、他者を遠ざける、ということをしたりします。
自分でやるからいい、触らないで、そんな状態ですね。
2. 壁を作る男性とどう付き合ったらいいの?
男性が心に壁を作る心理がなんとなくわかったとしても、じゃあどうしたらいいの?という、これこそが一番知りたいところですよね。
男性が心に壁を作る心理を、仕事の場面で描きましたが、このパターンは仕事だけではなく、人間関係や、パートナーシップでも現れます。
特にパートナーシップでは、心に壁を作るくせに、やたらと近寄ってくるようなそぶりを見せたりもするものです。だから女性側としてはとても惑わされますよね。
冷たくされたかと思ったら、なんだか急に優しくなったり、なれなれしくなったり、どういうこと?
なんてことが起こったりします。
子どもの頃の自立のステップを思い出してみてください。
自立を経験し始める時代、自分で何かができることが嬉しいと感じる反面、まだまだお母さんに甘えていたい気持ちもある。甘えたい時に甘えられない、お母さんは妹や弟にかかりっきりで自分には見向きもしてくれない、そんな悲しく切ない経験もしたりするんですね。
この時に、傷ついた心と、でも同時に、まだやっぱり甘えたい気持ち、というのが存在しているんです。
自立している状態とは、実はとんでもなく大きな依存心を密かに抱え持っている状態でもあるのです。
だから、例えばパートナーのような近い相手には、お母さんに甘えたかった気持ちを思い出しやすい距離感で、彼の依存心がドッと溢れ出てくる、なんてことがあるのです。
でも多分、それは今始まったことではなく、恋愛初期からそのような彼の恋愛パターンが既にできていた可能性があるんですね。
そうすると、またそこでも彼は傷つきます。だってとても包容力のある女性じゃない限り、そんな急に突き放した態度を取ってみたり、かと思えば急に甘えてきたり、なんて男性をそう簡単には愛し抜けないですよね。
普通考えて面倒です。
だから、どこかでその恋愛に終止符を打つことになった過去がきっとあると思うのです。
彼からすると、ほらやっぱりこんな俺は愛されない、こんな俺は好きじゃないんだ、なんて心に傷を負います、子どもの頃、お母さんとの間で傷を負ったように。
すると、どうせ愛されないなら、どうせ捨てられるなら…と、浮気に走るケースもあるかもしれません。
プレイボーイのように、彼女がいるのにセフレを何人も作っている人もいるかもしれません。
誰とも付き合わないんだ、と真剣な付き合いは避けるかもしれません。
こんな彼でも、自分が良いことをしていないことくらいは頭ではわかるので、自分が傷つくのと同時に、相手を傷つけている罪悪感も一緒に抱え込んでしまったりもします。
こうなると、傷だらけ。
なかなかまともにお付き合いをするのは大変です。
それでもこの彼が良い、と思う時、
浮気やセフレや、そういった女性関係は今のところ無さそうだけれど、心に壁を作られている、と感じる時、
上手くいく方法があるのだとしたら
それは、あなたが自分を愛し、自分の価値を彼に証明してもらわなくても、自分の価値を自分でわかっていられる心を作ること。
それに限ると私は思っています。
彼がどんな態度を取ろうとも、彼を愛している、彼の言動で自分は傷つかない、という心を作ること。
3. パートナーは鏡
パートナーは鏡です。
自分を映し出す鏡。
もしパートナーが心を閉ざしている、心に壁を作っている、のだとしたら。
相手の事だけれど、あえて、自分のこととして捉えてみてください。
私は?
私は心の壁を作っていない?
私は傷ついた心をどこかに隠し持っていない?
その傷ついた心に触れられたくないと思っていない?
その傷ついた心を見せたくもないと思っていない?
なぜ私は、この人をパートナーに選んでいるのかしら?
問題が相手の事になっている時、その問題はいつまで経っても、どう頑張っても、残念ですが解決はしません。
相手を変えて問題を解決する、ということ程、困難なことは無いのです。
でも、もし問題が自分の問題としてあるならば、
それは自分自身が何かをすることで解決することができるのです。
これを私たちは、自分軸、と呼んだりします。
自分軸を持つ。
そして、パートナーを鏡として、自分を映し出しているとして捉えると、
なぜパートナーがそのような行動をとるのか
なぜパートナーとの心の距離が縮まらないのか
なぜこのパートナーを自分が選んでいるのか
いろんなことが見えてきたりします。
あなたが悪いわけでも、間違っているわけでも無いのです。
誰が悪いわけでも、間違っているわけでも無い。
だからこそ、あなたが苦しい悩みではなく
心豊かに、心弾む、幸せな毎日にいることを、願っています。
私に何かお手伝いできることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね。
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