思ったことが言えないと恋愛が上手くいかない！？

彼に伝えたいのに、どうしても言葉がつかえてしまう…。

「言っても仕方ない」
「どうせ言ってもわかってもらえない」
「重いって思われたくない」

そんな想いを胸に抱えて、今日も笑顔で飲み込んだ言葉があるのなら…。

彼に本当は伝えたかった気持ち。
小さな不満、小さな寂しさ、
ほんの少しの「気づいてほしかった」気持ち。

わかってほしかった。
でも言えなかった。

言って関係が壊れてしまうのが、怖かった。

そんなふうに、「本当は言いたいのに、言えない」と感じることって、実はとても苦しいことなんです。
でもね、それにはちゃんと理由があるんです。

「言えない自分」は、わがままでもダメな子でもない。

「言いたいことが言えない」って、もしかするとずっと昔からの習慣だったかもしれません。

たとえば、子どものころ。
親の顔色を見て、空気を読んで、
「こう言ったら怒られるかな？」
「こう言ったらガッカリされるかな？」
そうやって、無意識に“安全な選択”を選んできた。

「自分の本音は、言わないほうがラク」
「言ってもどうせわかってもらえない」

そんな経験が重なっていくと、気づけば「言わないクセ」が身についてしまうんです。

それは、あなたが“自分を守るため”に覚えた、大切な知恵だったんです。

でも、彼にはわかってほしい。大切な人だからこそ。

「でも、彼にはわかってほしい」

そう思えるあなたは、きっと愛情深くて、本当は自分の気持ちも相手の気持ちも大切にしたい人。

関係を壊したくない。
せっかく築いてきた大切な関係を、何気ない一言で壊してしまったらどうしよう。

そんな不安があるからこそ、言葉を飲み込んでしまう。

でも、ね。
“言わない”ことで守れているようで、
実はじわじわと「言えない苦しさ」にあなた自身が傷ついてしまっていることもある。

本音をしまい込んだままの関係って、だんだん「つらさ」が蓄積されてしまうんです。
そして、気づけば「なんでわかってくれないの？」という想いが怒りに変わり、距離ができてしまうことも。

安全な場所で、少しずつ練習してみよう。

だからといって、いきなり彼にすべてをぶつける必要はありません。
まずは、「自分の気持ちを伝える練習」を、小さく始めてみましょう。

たとえば…

 　信頼できる友達に「ちょっと話聞いてもらえる？」と話してみる
 　ノートに「本当はこんなふうに思ってる」と書いてみる
 　心の中で「私は〇〇って感じてたんだね」と自分に語りかけてみる

そうやって少しずつ、「自分の本音に気づいてあげる練習」から始めてみるんです。

そうすると、だんだんと「自分でも気づかなかった気持ち」に触れられるようになってきます。

「私、ただわかってほしかっただけなんだな」
「こうしてほしいって、もっと素直に言ってよかったんだな」

そんなふうに、自分自身を理解できると、
伝え方も、少しずつ自然なものに変わっていきます。

あなたが、自分をわかってあげることが、関係を変えていく。

「本当の気持ちを言えるようになる」って、
自分の中に“安心できる居場所”ができてからこそ、
はじめて外に向けて出せるようになるんです。

だからまずは、
あなたがあなたの気持ちを、ちゃんとわかってあげること。

「本当は悲しかった」
「本当はこうしてほしかった」
「でも怖くて言えなかった」

そんな自分に、そっと「わかってるよ」って言ってあげてください。

その小さな積み重ねが、
いつか、大切な人との関係のなかで
「ちゃんと自分の気持ちを言える私」を育てていきます。

大丈夫。あなたなら、きっとできます。

少しずつ、あなたの本音があなた自身に届くようになりますように。
そして、あなたの本音を受け取ってくれる人と、あたたかくつながれますように。

あなたに届けたいメッセージ