私と母とクリスマス

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

今日は12月24日、クリスマスイブ。

みなさんは、どんなクリスマスをお過ごしでしょうか?

恋人と、家族と、お友達と、ひとりで
それぞれいろいろなクリスマスがあると思います。

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私にとって、クリスマスって、とても夢のあるあたたかい日、という印象があって、好きなのです。

これは偏に、母のおかげかと思っています。

うちは両親が、私が物心つく前に離婚していたので、母と二人で過ごす母子家庭でした。
そして私の母は、結構真面目な、冗談が通じるのか通じないのか、というような人なのですよね。人をあまり褒めるようなこともしないので、私は褒められた記憶ってあったかしら?と思うくらい。

そんな母ですが、クリスマスには、今振り返ると、とても頑張ってくれていました。

みなさんのお家には、どんなサンタさんが来てくれましたか?

まだ私が小学校に上がる前じゃないかな、と思うのですが、母に映画に連れて行ってもらった記憶があります。
私の初めての映画館デビューだったと思います。
サンタクロースの映画でした。サンタが工場で子供に配るプレゼントを作っている、そんなお話しだったような。
とってもファンタジーの世界で、こども心にワクワクドキドキハラハラしながら映画を見ていました。
今となっては映画のタイトルもわかりませんが、夢のような時間でした。

いつの頃からか、毎年クリスマスになると、寝る前にサンタさんに手紙を書いていました。いつだったかは、クッキーとジュースもそえて寝たような…。

朝起きると、ちゃんとプレゼントが枕元にあって、手紙の返事があるんです。

ある年、ホントにサンタさんっているのかな?なんて思った私は、サインをください!と手紙に書きました。だって、日本語で返事を書いてるサンタさんって変じゃない?って思ったんです。だから、そのサインが英語なら、多分本当にサンタさんがいるんだ!と思ったんですよ。(マセた子供…笑)

でもね、ちゃんと英語でサインが書かれていたんですよ、朝起きたら!もうびっくりですよね。あ~、本当にサンタさんいるんだ~!って。(マセているのかいないのか…笑)

そして、そんな疑いを持った私の元に、翌年、フィンランドかノルウェーだか忘れましたが、サンタ村のサンタさんからのエアメールがポストに入っていたのです!

ある年は、朝、目が覚めても、枕元にプレゼントがありませんでした。え?サンタさん、私のところに来るの忘れたの?え?私、悪いことしたのかな?あの時のあれかな?それともこっちかな?どうしよう…サンタさんが来なかった…。すごくショックでした。この世の終わりのような気分になりました。

そして、部屋を出ると…あれ?なんか玄関に巨大な箱が…。
その年のクリスマスプレゼントは、なんと、ベッドでした! 

なんともまぁ、サンタさんも頑張ってくれていたんだな~、と、思い出しながら、胸が熱くなります。

私は、母子家庭で育った分、母との心理的距離がとても近く、「癒着」という状態になっていました。

「癒着」とは、誰かと自分との心の距離が近すぎて、境目がわからなくなってしまう状態です。
境目がわからなくなってしまうと、自分の感じている感情なのか、相手の感じている感情なのかがわからなくなってしまいます。
例えば、母が転んで痛そうな姿を見ると、私がとても痛い気がする、という状態。
優しさ、ではありますが、度を超すと、転ばないように世話を焼いたり、あれをしてはダメ、これをしてはダメ、こうしなさい、ああしなさい、とコントロールし始め、もう危ないから家から出ないで!なんてことを言いだすとしたら…ちょっとやり過ぎでは?と思いますよね。

このように、相手の自由を奪ってしまい、相手をまるで自分のように、もしくは自分の管理下のなかで扱ってしまう状態です。

この癒着は母子の関係で出やすいのですが、これはパートナーシップにも影響してしまうのですよね。親との関係はパートナーとの関係でも出やすいですからね。

そんなこんなで、私自身も母と癒着関係にあり、非常に窮屈に感じていた時期がありました。
癒着はくっ付いている状態なので、離れようとすると、凄い力が必要になるわけですよ。接着剤でくっ付けられたものをはがそうとすると、結構な力で引きちぎるような感覚ですよね。

それが母と娘との関係で起こるわけだから、私は散々母に酷い言葉を浴びせたし、酷い態度をとった時期がありました。母は私に嫌われていると思っていたようです。

そんな時、私はこれらのクリスマスの思い出が、大嫌いなものでした。お母さんがそんなにするから、私が離れられないじゃない!と怒っていました。

ただですね、癒着って、最初にも書いた通り、優しさ、なんですよね、元々は。優しさが度を越してしまった状態。
近すぎて苦しい時は、距離を置く、というのも一つの手だと思うのです。だけど、最終的には、相手の愛を理解し、相手の愛を受け取る、それが相手を愛することに繋がると私は思っています。
そこが上手く作用するようになると、近すぎず、遠すぎず、心地いい距離感に変わってくると感じています。

おかげさまで、今では、こんな素敵なクリスマスファンタジーを私に与えてくれた母の愛の偉大さに、感謝でいっぱい、だと感じられるようになりました。

あなたのクリスマスは、どんな愛で溢れているのでしょうか。

あなたに注がれている、愛のプレゼント、しっかり受け取ってみてくださいね。
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