夫が口に出してはなかなか言わない妻への感謝と愛情、気付いていますか?
今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。
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ワタシを幸せにする心理学
今日も必要な方に届きますように。
家庭生活の中で、夫婦は日常の忙しさやルーティンに追われていると、相手への感謝を言葉にする機会が減ってきてしまったりします。忙しさで心身ともに余裕が無くなると、小さなことにも苛立ってしまったり、なんで私ばっかり、なんて想いで溢れてしまったり、しますよね。
しかし、夫の何気ない当たり前のように見える行動の中には、実は夫なりの妻への深い感謝と愛情の気持ちが隠れていることが多いのです。
今日は、受け取りそびれているかもしれない夫からの「愛されサイン」を皆さんと一緒に見ていきたいと思います。あなたの毎日の中にも探してみてくださいね。
日常の行動に隠れた「愛されサイン」
夫が直接「愛してる」とか「ありがとう」と言わなくても、次のような行動に愛情や感謝の気持ちが込められている場合があります。
1. 家庭でのサポート行動
例えば、朝のゴミ出しや、家族が散らかしたものを片付けるなど、家庭を維持するための小さな努力をしている場合、それは「妻が頑張っているから、自分も助けたい」という感謝の表現かもしれません。
2. 家族との時間を優先する選択
仕事で疲れていても、家族との夕食を一緒に取るようにしたり、週末に家族で出かける計画を立てたりする行動は、「妻や家族を楽しませたい」という思いが込められていることがあります。
3. 妻の好みを覚えている
妻の好きな食べ物や趣味を考慮した提案や、サプライズを準備する行動も、感謝の表れの一つです。「妻を喜ばせたい」という想いがこもっていますね。
4. 妻の体調を気遣う
疲れている様子を見て「今日は早く休んで」と声をかけたり、家事を代わるなどの行動。妻を大切にしている気持ちが溢れていますね。
5. 妻の話をじっくり聞く
忙しい中でも、妻の話に耳を傾けて「それは大変だったね」と共感を示すこと。一般的に、なかなか男性にとって女性の話をじっくり聞くって難しかったりします。話をじっくり聞いてくれるのは、妻に寄り添いたいと思う夫の心の現れです。
6. 外出時に妻のために何かを買う
出張や外出先で妻の好きなお菓子やちょっとしたお土産を買って帰る行動。仕事帰りにコンビニでスイーツを買って手渡してくる、なども同じです。妻を目の前にしていなくても、妻のことを想っているからこその行動ですね。
7. 妻の努力をほめる
家庭や仕事での妻の頑張りに気づき「すごいね」と言葉にすること。男性は負けず嫌いな想いを持っているので、妻を尊敬し認めている想いが無いと出てこない言葉ですよね。
8. 家族イベントを提案する
家族旅行や記念日の計画を進んで提案し、「楽しい時間を作りたい」という気持ちを示す。一般的に男性よりも女性の方が感情豊かです。妻や家族を笑顔にしたい、という気持ちがこもっているのではないでしょうか。
9. 日常的な家事を進んで行う
洗濯物をたたむ、食器を洗うなど、自分から率先して行う行動。女性からしてみると、今の世の中、女性だから男性だから、という括りで家事をする偏りがあるっておかしい!と思う気持ちがありますが、まだまだ男性の中には妻が家事をするのが当たり前、という考えの方が強いように思います。その中でも日常的な家事を率先して行う夫の行動は、妻を少しでも楽させたい、という夫の隠れた愛情が溢れている行為なのではないでしょうか。
10. 妻の趣味を尊重する
妻の趣味や時間を尊重し、それを応援する姿勢を見せる。応援するって、愛がこもっている行為ですよね。理解したい、そして応援したい、サポートしたい、そんな夫の愛情表現です。
これらの行動って、言ってみればとても当たり前のように感じる日常的なものだったりするんですよね。
だから、当たり前、と受け取ってしまうと、愛情も感謝も何も感じない、どころか、何でこれしてくれないの!?なんであれしてくれないの!?もっとちゃんとしてよ!なんて不満の方が大きくなってしまったりするのかもしれません。
しかし、当たり前、だとスルーせず、ひとつひとつ丁寧に拾って受け取ってみると、想像以上に「愛されている」ことに気付いたりします。
特に注意したいのは、受け取る側(今回は妻側)が、自分を過小評価していると、まさかこんな小さなこんな当たり前のことに夫の愛情が詰まっているなんて思いもしないわけですよ。だから「本当に愛しているならもっとやってくれるはず!」と、くれない方にばかり意識が行ってしまったりするのですが、ここは一旦、「愛が詰まっているのだとしたら?」という目で見てみることがおススメです。
自分を過小評価している人が、相手のくれていない愛情の方にばかり意識が向いてしまうことを「確証バイアス」と言います。確証バイアスに関する内容はこちらに記事を貼っておきますので、よかったら読んでみてくださいね。
なぜ口に出して伝えないのか?
夫が感謝の気持ちを直接伝えない理由には、次のような心理的な背景が考えられます。
文化的要因
日本の男性は、感情を直接言葉で表現することが少ない文化の中で育ってきたことが多く、「感謝は行動で示すもの」と考える傾向があります。
欧米圏の男性だと、映画やドラマの中で、「キミのことを心の底から愛しているよ」とか「僕はキミに夢中なんだ」とか、とてもロマンチックな愛情表現をして女性を喜ばせているイメージが強いですよね。
しかし、なかなか日本人男性でそのような愛情表現を実際にできる人ってかなり稀なのではないでしょうか。しかも、言われた女性側の多くも、あまりに歯の浮くようなセリフ過ぎて「え?騙されてる?新手の詐欺?」とか「なに?身体目的?」とか、疑いの方が強く働いてしまったりしますよね。
どちらかというと、日本人男性は、九州男児なんて言葉もあるくらい、九州の男性じゃなくても、口数少なく、感情表現が得意ではない、亭主関白的なタイプが多かったりするのかもしれませんね。もちろんそうである必要は無いのですけどね。
きっと、彼らの親の世代も、言葉で表現する習慣がないと、「言わなくてもわかるだろ」という無言の想いもあったりしますよね。
照れやプライド
「愛している」「感謝している」と言うことで自分の弱さや依存を認めるように感じ、言葉にするのをためらうケースもあります。
男性は子どもの頃から感情を抑えるような声掛けをされ育てられたケースが多いです。
「男の子なんだから、もう泣くのやめなさい!」
「男の子なんだから、怖がってたら恥ずかしいでしょ!」
「男の子なんだから、もっとしっかりしなさい!」
「男の子なんだから、1人でいけるでしょ!」
このような言葉がけは、「女の子なんだから」とはあまりならないんですよね。女性の場合は、「もう〇歳なんだから」とか「もうお姉ちゃんなんだから」とか、そんな言われ方をするケースはあるんですけどね。
なので、幼いころから感情は隠さなきゃいけないんだ、と無意識に感じて大人になった男性はとても多いんです。その男性にとって「愛してるよ」とか「嬉しい!ありがとう!感謝してる!」という感情を表現する言葉をストレートに出すって女性が思う以上に恥ずかしさが伴うものなのかもしれませんね。
逆に、謝ることも苦手だったりします。「ごめんなさい」という言葉が言えず「あー、わりぃ」「スマン」とか、言えればまだいい方だったりする人もたくさんいます。
気づいていない場合
妻への感謝が自然と当たり前になりすぎて、本人がそれを特別なものとして意識していないこともあります。
毎日の生活の中だと、お互い当たり前になり過ぎてしまって、感謝して欲しい、と相手に求める不満はわかりやすく自分の中で感じたとしても、自分が相手にどう表現しているか、自分が相手にどれほど感謝しているか、愛情を感じているか、って自覚しづらくなります。
恋愛初期のように、相手によく思われよう、相手の気を引こう、と頑張っていないから、意識がそこに向いていないんですよね。
逆に言えば、安心感、なんですね。
いるのが当然、という状態。
悪いことではないのですが、妻側からすると、「たまにはもっとなんか言ってよ」とか「気付いてよ!」って思う気持ちも出てくるかもしれませんね。
「愛されサイン」に気付いてみよう!
※ この記事で取り上げているご相談事例は承諾を得て取り上げさせていただいています。
夫が何を考えているのかわかりません。共働きですが、家事は基本的に私がやっています。夫は私のことを家政婦くらいにしか思っていないんじゃないかと思って…離婚した方が良いんでしょうか。
Aさんは、ご主人のBさんと10年近く結婚生活を送っています。Aさんは家庭と仕事を両立しながら家事もこなしていました。
食事を作っても、美味しいとも不味いとも言わないご主人。
洗濯をしてきれいに畳んでもありがとうの1つも無い。
玄関の靴はいつもAさんがきれいに揃え、おまけに時にはご主人の靴を磨いたりもしているけれど、ご主人は気付いているのかいないのか、何の反応も無し。
もちろん「愛してる」とか「感謝してる」とか、そんな言葉も無し。
Aさんの、夫が何を考えているかわからない、家政婦くらいにしか思ってないんじゃないか、と思う気持ちもとてもよくわかります。
見返りを求めていなくたって、何かしら反応して欲しい、って思うものですし、少しくらい感謝してくれたってバチ当たらないんじゃない?って思っちゃいますよね。
そんなAさんに聞いてみました。
ご主人が何かしてくれることは無いんですか?と。
すると、Aさんはこんなことを伝えてくださいました。
ご主人は出張に行くことが時々あって、そんな時は、その土地の名物とかお菓子とか、ちょっとしたお土産を買ってきてくれるそうなのです。でもAさんにとっては、どうせ駅で買ったんでしょ、どうせついででしょ、それとも何かの罪滅ぼし?くらいに思っていたようなのです。だから、Aさんもお土産を受取る時、あ~またいつものね、という気持ちで、「ありがとう」と言うけれど、淡々とした口調で伝えているとのことでした。
Aさんに、お菓子好きなんですか?と伺うと、甘いものが好きで、よくコーヒーと一緒に美味しいちょっとしたお菓子を楽しんでいるとのことでした。
ということは、ご主人の買ってきてくれるお土産って、Aさんにとってはコーヒーのお供に楽しめるものなのですか?と伺うと、お土産のお菓子には罪はないので、いつも美味しくいただいているとのこと。
Aさん、それは、ご主人のAさんへの不器用な愛情表現なのではないですか?
甘い言葉を伝えることも無く、感謝の言葉すらご主人の口から出てくることはないけれど、Aさんの好きなお菓子を出張先でご主人が購入している時って、確実にAさんのことを思い出している瞬間ですよね。これが良いかな?あれが良いかな?この前はこれを買ったし、次はこっちにしようか。確かこれ好きだったよな、よし!これにしよう!って、Aさんを想いながらお土産を手に取ってレジでお金を払っているご主人って、どんな表情しているでしょうね?
そんなことをAさんにお伝えすると、Aさんは「え~!?そんなことある?」って疑う気持ちの方が強かったようですが、よくよく思い出してみると「そうだ!確かにまだ結婚する前に、私が好きだって言ってたあのお菓子、あそこに行ったらいつも買って来る!」とハッとされたようでした。
「愛されサイン」を受取ろう!
自分が家政婦くらいにしか思われていなんじゃないか、って思うと、夫のやることなすこと何もかもに、否定されている、バカにされている、むげに扱われている、というような気持ちになってしまったりするものです。
すると、バカにされたくないから、相手の上に立とうとして、相手をコテンパンにする、という状況ができてしまったり、逆にいつ捨てられるんだろう、と怯える毎日になってしまったり、という悪循環が出来上がってしまいます。
自分を過小評価しすぎると、まさか自分が相手にとって「大切な存在」「喜びの存在」「愛しい存在」になっているなんて思えない、そんなわけない!って思おうとしてしまうんですね。
本当は夫とどんな関係を築いていきたいのか。
自分の想いにちょっとだけ素直になってみてください。
そして、探してみてください、夫からの不器用な愛情表現を。
きっと見つかると思いますよ。
そして、見つけた時には、ちょっと勇気が要るかもしれませんが、夫に伝えてみるのがおススメです。
「あなたが○○してくれているの、実は私とても嬉しい。ありがとう。」
そんなあなたの素直で真っすぐな言葉が、夫の心も少しずつ溶かし、夫からの「ありがとう」も出やすくさせます。
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