彼に会えないと不安でたまらない…重くなりすぎてしまう恋に隠れた本音とは

「彼は浮気なんてしないと思う。
でも、会えない時間があると、どうしても不安になる」

LINEがすぐ返ってこないだけで落ち着かなくなる。
「どこにいるの？誰といるの？私のこと、本当に好きなの？」
って、何度も聞きたくなってしまう。
心配しすぎて、彼の行動を管理したくなってしまう。

そんな自分を「面倒くさい女だな」って思うし、
彼も最近、少し疲れているのが伝わってくる。

でも…どうしてもやめられない。
この不安が、止まらない。

---

彼を縛ろうとするのは「愛しすぎてるから」じゃない

不安になるのは、
「彼のことが大好きすぎるから」だと思っていますか？

でも実は、ほんとうの理由は、
「自分を見捨てられることへの怖さ」だったりするんです。

・もし連絡がなかったら、私はもう冷められたのかも
・もし予定が合わなかったら、私の優先順位が低いのかも
・もし何も言ってくれなかったら、私のことなんてどうでもいいのかも

そう思った瞬間、心の中でサイレンが鳴り始めますよね。
「ねぇ、ちゃんと私を見てて！大事にしてって言ってよ！」って。

本当は、
“彼を管理したい”んじゃなくて、
“見捨てられたくない”、そんな不安を感じたくないだけなんですよね。

不安の正体は、過去の「寂しかった記憶」

今の不安は、彼との関係だけが原因じゃないかもしれません。

もしかしたら、もっと昔。
誰かにわかってもらえなかったり、
急に心が離れていったり、
本当は寂しかったのに、気づいてもらえなかったことがあったのかもしれません。

そのとき感じた「一人ぼっち」の感覚が、
彼との関係のなかで再生されてるだけなんです。

「この人までいなくなったら、私はもう壊れちゃう」
そんな怖れが、今の不安の奥底に眠っているのかもしれません。

“自分を安心させる力”を育てていく

彼に「毎日LINEして」ってお願いするより、
「LINEがなくても大丈夫な私」に近づけたら、少しラクになると思いませんか？

でもそれって、彼に期待しないようにするとか、
気持ちをごまかすことではなくて。

不安になってる自分を、置き去りにしないってことなんです。

「そっか、今すごく不安なんだね」って、
自分が自分の味方になってあげることなんです。

「ちゃんとLINEしてよ」って彼に言いたくなる気持ちの奥には、
「私は、大事にされる価値がある？」っていう問いが隠れてるんですよね。

その問いに、「あるよ」って答えられるのは、本当は彼じゃなくて、自分自身なんですよね。

自分を責めなくても大丈夫

彼のこと、信じたいのに不安になってしまう自分。
こんな自分、ダメだな…なんて、自分を責めなくていいんですよ。

その不安の奥には、
ずっと前から抱えてきた「寂しさ」や「置いていかれる不安」が自分でも意識していないところにあるんですよね。

そしてその気持ちに気づいてあげることが、
少しずつ、自分を安心させていく力になるんです。

「彼の反応」に振り回される毎日から、
「自分の心と向き合える自分」へ。

今、あなたが向かっているのは、そんな優しい場所なんですよ。

彼との幸せで穏やかな関係を、自分に、そして彼に、与えてあげられるよう
寂しかった記憶、少しずつ癒していきましょうね。